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TerraUSD (UST) とは?ステーブルコインの概要と運用例を解説

アルゴリズム型ステーブルコインのTerraUSD (UST) についてのまとめ。価格安定の仕組みや運用例、仮想通貨の購入方法・買い方まで記載しています。

Information

弊サイトで掲載される記事内には取引所のプロモーションを含むものがございます。

また掲載プロジェクトのプロモーションについては個別で記載いたします。

USTの購入について

USTの購入は海外取引所のBybitで行えます。

こちらは国内取引所では入手できないのですが、Bybitでは購入ができる他、そのまま資産運用が行えるようになっているのでチェックしてみて下さい。

USTの購入方法|仮想通貨の買い方を紹介

TerraUSD (UST)とは

UST

USTとはUSDと価格が連動するように作られたステーブルコインです。

こちらは韓国のTerraform Labsが発行を行っており、DeFiでの活用をメインに現状は様々なユースケースが存在しています。

このUSTの勢いは凄く、現在は数あるステーブルコインの中でも4位の時価総額。

今後はさらなる活用が見込まれることから、USDTやUSDC以上の時価総額になる可能性も秘めており、現在は多くの注目を集めています。

そこで今回はこのUSTの概要について紹介。

DeFiで活用を行うことで効率的な資産運用も可能なので、こちらも解説していきます。

Terraform Labsの概要

Terraform Labs

まずUSTを知る前に発行元のTerraform Labsの内容も知っておきましょう。

  • Terraform Labsは韓国の企業
  • Terraブロックチェーンの開発
  • 独自通貨LUNAも発行
  • KRT(ウォンステーブル)やMNT(トゥグルグステーブル)も
  • 独自のDeFiなども提供

実はこのTerraform Labsは2018年から活動を行うスタートアップ。

独自のブロックチェーンTerraの開発やその基軸通貨であるLUNAも発行しており、こちらも2021年から急激に注目を集めるようになりました。

また同社はUSTだけでなく複数のステーブルコインを発行中。

さらには独自のDeFiを立ち上げることで、これらの通貨を使って資産運用を行えるようにするなど、包括的な活動を見せています。

現在最も注目されているクリプト企業の1つなので、こちらも覚えておきましょう。

Terra公式

USTの特徴

USTの特徴は以下になります。

  • ドルと連動したアルゴリズム型のコイン
  • ブリッジ機能でその他チェーンでも活用可能
  • DeFiで高利率を提供

まずはこちらの内容について解説を行います。

アルゴリズム型ステーブルコイン

ドルペッグ

USTは米ドルに連動したアルゴリズム型のステーブルコインです。

現在ステーブルコインは以下の種類に分かれます。

  • 法定通貨担保型
  • ドルなどを担保に通貨を発行(USDTなど)
  • 仮想通貨担保型
  • 仮想通貨を担保に通貨を発行(DAIなど)
  • 無担保型(アルゴリズム型)
  • 独自のアルゴリズムで価格の安定を図る(担保なし)

今回のUSTは無担保型に該当します。

ただし完全に担保なしで発行するというよりは、担保の代わりに独自通貨のバーンなどを活用してトークン価格を一定に保つ仕組みとなっているので覚えておきましょう。

※こちらは後に詳しく解説します

もちろんドルと連動することで、ビットコインやイーサリアムでも話題になる価格変動を抑制することができるので、安定した資産運用を行うことが可能です。

その他チェーンでも活用可能

ブリッジサイト

USTはTerraブロックチェーン上の通貨です。

しかしこちらはすでにブリッジ機能も開発しており、すでにETHを含む10以上のチェーン上でも活用ができるようになっています。

そのため、DeFiなどでの活用選択肢も増えるため豊富なユースケースが存在。

常に運用効率のいい方法を探せるようになっているので、USTを活用して資産運用を行うユーザーもどんどん増えてくるか可能性も十分あります。

DeFiで高利率を提供

USTが盛り上がりを見せた理由としては、DeFiでの活用です。

特にAnchorと呼ばれるサービスを活用することで年利20%とかなり高額な金利を受け取れるようになっていたので、この点は非常に大きな話題を呼びました。

既存の金融ではありえないリターンとなっていたので、どこまで継続できるかわかりませんが、こういった部分のUSTの特徴の1つとなっています。

価格維持の仕組み

仕組み LUNAバーン

なぜUSTが無担保であるにかかわらず安定した連動を行っているのか。

こちらはTerraform Labsが独自に開発を行ったアルゴリズムが関係しています。

その仕組みというのが同社が発行するLUNAの存在です。

元々Terra(今回はUST)はTerraform Labsが発行する通貨のLUNAをバーンして発行を行います。そのためUSTの需要が増えた場合は、このように発行量を増やす形に。

仕組み USTバーン

また逆にUSTの供給量が多すぎる場合は、反対の行動をとります。

USTをバーンし、LUNAを発行することで供給過多の解消を行うものとしており、USTの価格安定を図るものとなっているので覚えておくといいでしょう。

無担保ですがこのようなアルゴリズムを採用しているので、無担保型と仮想通貨担保型のステーブルコインの中間のような印象を持っておくといいかもしれません。

発行元はBTCを大量購入

またTerraform Labsは現状大量のビットコインを購入しています。

※4/19時点で42,000BTC(2,180億円相当)

この購入の意図としては、LUNAのみで担保を行おうとするとLUNAの価格が下落(負のスパイラル)に陥った時の対策です。

LUNAが下がる→BTCで買い支え。このような形で安定性を図る予定。

Terraform Labsの発表では、短期的に見ても約3,600億円の資産を確保するとのことだったので、この価格安定の仕組みもより安定したものとなる見込みです。

注意点

TITAN チャート

ステーブルコインだからといって決して安全というわけではありません。

上記はUSTと同様にアルゴリズム型のステーブルコインを発行しているTITANというプロジェクトのチャートですが、こちらは運営が一気に通貨を売却。

そのため、このトークン価格は1日で1/40億となりました。

そう考えるとLUNA(Terra)も絶対に安全ということはできません。

ただ先ほど挙げたように、このような対策のためにもBTCの購入なども行っているものとなっているので、これらの対策を行おうという意思は感じます。

もちろんTerraform Labsが売り抜けするような企業とは考えにくいですが、このようなリスクもあるということは覚えておいて損はないと思います。

今回の下落の経緯

USTチャート

タイムリーな話として、USTのペグは現在外れています。

現状は1UST=0.75ドル(約-25%)となっており、今後LFG(Terraの非営利組織でBTCの準備金を用意)がどのような対策を行ってくるのかも注目です。

この下落の要因としては、諸説あります。

  • CurveからUSTの流動性が削除
  • Terraが流動性を削除し大口が反応した
  • USDDのローンチ
  • Anchorより高金利でユーザーが移動
  • 意図的な攻撃を受けた可能性
  • Curveとバイナンスを活用したダンプ

まだこちらは何が原因かはっきりしていません。

しかしUSTの価格はかなりの下落を起こしていることには変わりなく、LFGもこれまでに用意したBTCをLUNAの買い支えを行うために移動させたようです。

ただ現状の相場ではBTCも下がっているので、LFG自体の損益もマイナス。

買い支えの価値も下がってしまう事態となっているので、こちらがどのように機能するかは見ておいた方がいいでしょう。

もちろんこの準備金を売ることでBTCの売り圧にもなります。

これによりさらにBTCの価格が下がるなど市場への影響が予想されるため、今回の問題は仮想通貨市場全体にとっても大きな問題となるでしょう。

LUNAのCEOであるDo Kwon氏はこの問題に対して対処を発表。

  • 7日間かけて安定性を図る
  • 15億ドル相当のUSTとBTCを貸し出し
  • さらなる準備金の用意

具体的な内容は明確になっていませんが、この対処も含めどのようになるか注目です。

運用例

USTはDeFiなどで運用を行って初めて真価が問われると思います。

現状USTを運用するのであれば、以下の方法がおすすめ。

  • Bybitで積立ステーキング
  • Anchorで運用

もちろんどちらも絶対に安全というわけではないですが、それぞれの運用も見て興味のある方はチャレンジしてみるといいと思います。

Bybitで積立ステーキング

UST 積立ステーキング

まず1つめはBybitでの積立ステーキングです。

こちらは海外取引所のBybitが提供するサービスとなっており、USTを預け入れることで15%の金利を受け取れるものとなっています。

※金利は定期的に変動

取引所に預けるだけでかなり大きな金利を受け取ることができるようになっているので、こちらは非常に人気のサービスとなっており、利用者も増加中。

安定した資産運用を行いたい方はこちらもチェックしてみましょう。

Exchange – Bybit

Bybit資産運用|サービス概要と投資法

Bybit公式

Anchorで運用

Anchor Protocol

Anchor ProtocolはTerraform Labsが提供を行うDeFiのサービス。

こちらもUSTを預け入れることで年利20%ほどの資産運用を行うことができるようになっており、安定した収益を得られることから非常に人気となっています。

ただしもちろんですが、これらのサービスの安全性は保証できません。

Terraform Labsが提供を行うという点では、その他のDeFiよりも信頼性は高いですが外部からのハッキングなどが起こった場合は、資金補填などの確証はなし。

※Bybitも同様です

そのためこのようなサービスにはリスクもあるということを覚えておいて下さい。

Anchor Protocol

USTの購入方法

USTチャート

USTは日本の取引所で購入することはできません。

そのため海外取引所のBybitを使って入手しましょう。こちらであれば先ほど紹介した資産運用までスムーズに行えるので、一番効率よく運用が行えます。

この購入の手順としては以下です。

UST購入までの流れ

  • 国内取引所でBTCを購入

  • BTCをBybitに送金

  • BTC/USDTでUSDTを入手

  • UST/USDTでUSTを入手

この4ステップになります。

国内取引所はBTCの個人間トレードができるコインチェックがおすすめです。

こちらであれば手数料も安く抑えることができるので活用してみて下さい。

Exchange – Coincheck

コインチェック|登録・口座開設のやり方

コインチェック公式

バイビット 取り扱い通貨

またバイビットはUSTの入手だけでなく、日本にはない豊富な通貨が購入可能です。

もちろんそれだけでなく、今回紹介を行った資産運用サービスなど国内にはない魅力的なものも多く提供しているため、こちらもチェックしてみて下さい。

口座開設は1分で完了しますし、日本語対応で使いやすい取引所となっています。

登録方法や今回のUSTの購入方法などは下記でご確認下さい。

Exchange – Bybit

Bybit|登録・口座開設のやり方

Exchange – Bybit

USTの購入方法|買い方の手順を画像で解説

Bybit公式

まとめ

まとめ

USTの概要と価格安定の仕組み、さらには運用法についてまとめました。

今かなり需要の高まっているステーブルコインの1つとなっているので、何かしら仮想通貨の運用を行ってみたいという方はチェックしておいて損はないと思います。

ドルに連動することで、相場変動にも強いというのは強み。

さらにはDeFiを活用することで、より効率的な資産運用ができるようになっているので仮想通貨の知識を貯めて、こちらもチャレンジしてみるといいでしょう。

Exchange – Bybit

USTの購入方法|買い方の手順を画像で解説

Bybit公式

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