Lympo(リンポ)とは?運動で仮想通貨が貰えるサービスの特徴
ブロックチェーンを使ったフィットネス企業のLympo(リンポ)。
まだ知名度は全然ですが、あのアニモカがこの企業を138万ドルで買収し、運動を行うことで仮想通貨が貰えるサービスをリリース。
BCGとの関わりが出る可能性もあるので、今回はこちらについて解説します。
すでにアプリも出ているので、こちらも実際に使ってみました!
Lympo 概要
Lympoはアプリを使って運動したときに仮想通貨がもらえるサービス。
- アプリを使いLYMを獲得
- LYMでスポーツ用品を購入可能
- アメリカ・韓国で約30万人のユーザー
- Samsung Blockchain Walletと提携
日本ではあまり知られていないプロジェクトですが、アメリカと韓国ではそれなりにユーザー数がいるようです。
LYMトークン
LYMトークンの概要 | |
---|---|
総発行数 | 1,000,000,000 |
時価総額 | $2,215,856 |
ホルダー数 | 73,320アドレス |
コントラクト | 0xc690f7c7fcffa6a82b79fab7508c466fefdfc8c5 |
※2020/12/23時点
執筆時、価格は約0.0027ドルを推移しています。
総発行数も多いのでそこまで価格は高くないトークンになっています。
今はアプリ内でのショップでのみ活用可能のですが、今後Animoca Brandsがエコシステムに取り入れる可能性があるので、この辺りに期待です。
アプリの使い方
アプリはiOS・androidでリリースされています。
すでに利用は可能なので、興味のある方は下記よりインストールしてください。
アカウント作成
アプリを起動すると言語を選択になります。
日本語はないのでわかる言語を選んでください。
NEXTをタップしLET’S STARTで個人設定が始まります。
Sign up with Emailをタップして下さい。
- メールアドレス
- パスワード
- 名前
これらを設定してAGREE AND SIGN UPをタップします。
※利用規約が下にあるのでチェックしてください。
- 電話番号
- 誕生日
- 性別
を入力してCONTINUEをタップします。
設定したメールアドレスに認証メールが届きます。この認証を行えばアカウントの作成は終わりなので、セットアップは完了です。
タスク
TASKをタップするとチャレンジが出てきます。
画像のものだと0.33kmを走るとLYMトークンがもらえるということです。
アプリ側が指定するチャレンジをクリアしていくとトークンが貯まっていきます。
チャレンジが開始されるタイミングがわかりにくいので、ちょくちょくアプリを確認することをオススメします。
恐らく位置連動のようなものが動いているので、運動をするときはスマホを持って行いましょう。あとは指定のチャレンジをクリアすればOKです。
稼いだ距離はUSE STEPSをタップすることでチャレンジに適応できます。
チャレンジクリアするとLYMトークンがウォレットに入ります。
ショップ
LYMトークンはショップで使用することができます。
現在だとヘッドフォンメーカーの割引券が手に入るようです。他にもスタバカードやアマゾンギフトなども掲載されている時もありました。
ただ、日本からの利用ができるかどうかの確認は取れていません。
日本でも活用できれば、かなりいい機能なので試してみたいところです。
ウォレット
上部にあるウォレットマークをタップするとウォレットにいきます。
今いくつのLYMトークンがあるのかが確認できます。
ただ見た感じでは、今のところウォレットと言っても仮想通貨を管理するものと言うよりかは、獲得したポイントが表示されているだけのよう。
秘密鍵などはなく管理も簡単ですが、まだ送金などもできません。
今後は厳密なウォレットとなって外部にトークンが送れるようになれば、通貨のトレードでETHなども獲得できるはずなので、今後のアップデートに期待です。
アカウント設定
メニューバーをタップするとアカウント設定ができます。
アイコン設定やユーザー情報の編集ができるので、必要に応じて利用しましょう。
またメニューから大まかの情報へアクセスできるので、利用方法が分からなくなったら、一旦こちらを確認してみるといいと思います。
Animocaが買収してどうなる?
Lympoを買収した事でAnimoca BrandsはLYMトークンをエコシステム内でサポートするように努めるとのこと。
さらに、実績のあるアスリートをトークン化されたコレクティブルゲームの制作に取り組む予定のようです。
この詳細として判明していることは以下です。
- 新トークンLMTの発表
- LympoNFTの作成
- NFTを使ったアクティビティを開発
まず1つ目が新トークンであるLMTの発表です。
こちらは後に紹介を行うデジタルアイテム(LympoNFT)を購入するために使われるトークンとなっており、LYMとは違った使い方となります。
※LYMはコンテンツで使用
このNFTについては、作成中のゲームで活用できそう。
またこのカードは、強化的なこともできるようになる予定。今後行われるであろうイベントなどにも活用できそうなので、こちらもチェックしておきましょう。
NFT獲得のステーキングも開始
LMTを活用したステーキングも開始!
こちらはLMTを預けることで、クレジット(ポイントみたいなもの)が貯まっていき、色々なNFTと交換することができるようになっています。
この交換できるNFTも、毎週新作を発表予定。
LMTを預けるPoolによって、交換できるものが変わってくるので、自分が欲しいと思えるNFTのPoolにトークンを預けて、欲しいものを獲得してみてください。
まとめ
アニモカが買収したLympoの概要を紹介しました。
今後リリース予定のゲームも楽しみですが、より手軽に人々が仮想通貨に触れる機会ができたことが、今後の普及におけるキーポイントとなりそうです。
様々なサービス展開をして巨大なトークンエコノミーが形成されれば、アニモカのサービスを早めに触っていた人たち全員が喜ぶ結果になりそうですね。
他にもアニモカはBratzとの提携も進めているので、こちらも楽しみです。