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【NFT市場】miinが振り返る2022年のNFT市場の動向と今後の展開

2022年のNFT市場をmiinさんが振り返り!今年一年の業界の動向や来年の予想をまとめてくれたので、こちらもぜひ確認してみて下さい。

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2022年のNFT市場を解説

miin

こんにちは、miin(@NftPinuts)です。

年末ということで、2022年の海外NFT市場を振り返ってみます。

NFT市場規模

NFT取引高

22年はNFTの盛り上がりが最高潮となり、失望へ変わった年だったかと思います。

21年にNFTへの注目が集まり、22年にかけてweb3がバズワードとなりました。

月間取引量で1月と11月を比較すると、97%近く減っています。

取引高
22年1月170億ドル
22年11月4億ドル

参照:https://www.cryptoslam.io/nftglobal

上のチャートをみても、4月以降は一気に熱を下げた雰囲気ですね。

ただ、大きな視点で過去3年を比較すると以下のようになります。

取引高
2020年0.8億ドル
2021年176億ドル
2022年176億ドル

ほぼゼロに近かったところから、市場が生まれたというようにもみえるかと思います。

※NFTの取引量については、各サービスや視点で異なる部分があります

市場・トピック

技術やムーブメントで4つのトピックをピックアップしました。

フィジタル

22年は現実世界とデジタルのアイテムをひもづけるプロダクトが多くみられました。

フィジカル+デジタルで「フィジタル(PHYGITAL)」とも表現されています。

ティファニー

初めてリリースしたNFTは物理的なペンダント。

クリプトパンクスのホルダーは自身が保有するパンクスと同じデザインでのペンダントを作成することが可能でした。

RTFKT

NFTホルダーのみ購入可能なアパレルを展開、ジャージ等にNFCタグが付属し、よりNFTを持つこととの結びつきが生まれました。

AZUKI

NFCチップで保有を証明する「PBT(physical backed token)」という規格を発表。

スケートボードやペンダントを販売。アイテムに埋め込まれたチップをスマホで読み込むことにより、NFTの所有権を実現しました。

21年までにも現実世界のものとNFTを結びつける試みはされてきましたが、2022年はNFTで知名度を高めたブランドのフィジタル展開により、需要が生まれたとも言えます。

デジタル上でユーティリティを構築していくには強いメタバースプラットフォームが生まれるのを待つ必要がありますが、このフィジタルでの展開は今後も面白いものが生まれてくるのではないかと思います。

リアルイベント

現実世界でのイベントが多く開催されるようになったのも22年の特徴でした。

NFT.NYC

ニューヨークでの大型イベント「NFT.NYC」は過去最大級の集客に。

それぞれのNFTプロジェクトもサイドイベントを開催。

CoolCatsやdoodlesは体験型の展示で世界観を表現し、ApeFestではエミネムとスヌープ・ドッグがステージに立ち注目を集めました。

NFT ART TOKYO

一方、日本でも「NFT ART TOKYO」では3,000人以上と予想以上の方が集まり、「CloneX TOKYO」「AZUKI JAPAN」といった海外NFTホルダーを中心としたパーティーも開催。

イベント入場時にNFT保有を証明するアプリ「TokenProof」やARを活用した体験など、ツールや演出も洗練されたものになってきています。

NFTマーケットプレイスとロイヤリティ

21年はOpenSea一強でしたが、22年は協力な新興マーケットプレイスも次々登場。

中でも22年後半にでてきたBLURは取引手数料0%となり、トークン配布も控えているため大きくシェアを伸ばし、これまでのNFTマケプレの動向を一変させるものとなりました。

ただ対するOpenSeaも取扱チェーンの増強、UIの改善、ワーナーミュージックグループとの提携など進化しています。

また、クリエイターへのロイヤリティをスキップするマケプレも生まれました。

あらためてNFTの仕組みについて多くの方が考えるきっかけになったのではないかと思います。

まだロイヤリティ徴収について確実なやり方は固まっておらず、23年にも引き続き議論は続きそうです。

Soul Bound Token

イーサリアムの創設者であるVitalik Buterin氏がSBT(Soul Bound Token)についてのブログを発表したのも22年1月のことでした。

金融中心となりつつあったNFTのシステムに対して、別のユースケースを提唱した譲渡できないトークン。

注目が集まってから、すでに多くのユースケースが生まれました。

  • BinanceがKYC認証済みユーザーに配布
  • NFTコレクションの長期保有者に配布
  • 学校など受講証明として配布

個人のスキルや資格を証明するデジタル証明書としての使い方など、各方面で注目されています。

以上が22年のNFT動向の振り返りでした。

23年の動向予想

23年の動向予想

BAYC、RTFKT、doodlesなど多額の資金調達に成功したプロジェクトは、それぞれの方向性に向かいアップデートが発表されています。

ホルダーに限られないコミュニティを世界中に持ち、IPとしての認知度を得たこれらのプロジェクトが、どんな展開で驚かせてくれるのか楽しみです。

21年から22年前半までのNFTの熱狂と高騰が冷め、需要と供給が現実的なものになってきているのだと思います。

過度な期待が含まれていた以前までの状況が再現されるのは難しいかと思いますが、NFTによる「デジタル上のアイテムを自分が所有している感覚」というのは確実に増したのではないでしょうか。

先日、とある20年より前から活動しているアーティストが

「いま冬の時代と言われているけど、まったく感じない。以前はNFT化した作品がどうなるかわからなかった。いまは少なくとも信じてくれるコレクターがいる」

このようにおっしゃっていました。

NFT、ひいてはブロックチェーンが無になるのではないかという不安は時間がたてばたつほどなくなっていくのではないか?と思います。

熱狂の中では、次の展開を追いかけなければならず慌ただしかったですが、落ち着いているいまの時期にプロダクトや技術がじっくりと開発されていきます。

NFTを買う側も、長期的な視点での学習やリサーチができます。

23年はバブル期が通り過ぎた後ならではで、文化が熟成されていく年になるのではないかと思います。

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