スクエニ子会社TAITO|Bust-A-Moveにブロックチェーン導入へ
ついに大手が参入か?
日本の大手ゲーム会社スクエニの子会社であるタイトーに動きが。
現在海外でタイトーが制作に関わってるBust-A-Moveというアプリがあるのですが、このゲームにブロックチェーンの仕組みを導入するとのこと。
とうとう日本の大手が本格的に参戦してきた感はありますね。
日本の大手がBCGに参戦となれば、今後国内でのブロックチェーンゲームの動向も大きく変わりそうなので、今回はこの話題について調べてみました。
Bust-A-Moveのゲーム性
Bust-A-Moveはいわゆるパズルゲーム。
かつてタイトーがリリースしているPUZZLE BOBBLEのゲーム性に加え、リアルマネーを賭けることができる機能を備えたものとなっています。
単純に同じ色のパズルを組み合わせて消していくライトゲームと言えますね。
シンプルですが、こういったゲームは多くのユーザーに受け入れられそう。
もちろんゲームのスキルは問われる仕様になっており、eSportsのようなトーナメントや、直接対決を行えるオプションも実装されています。
どこにブロックチェーンが導入?
Bust-A-Moveではお金のやり取り部分でブロックチェーンが導入される予定。
特にセキュリティのレベルを上げるためにブロックチェーンを導入し、安全性の高いお金のやり取りを実現しようとしているとのことでした。
このようなブロックチェーンの活用事例は国内では、まだ少な目。
NFTを活用するだけでなく、ゲームの一部を担うものとしてのブロックチェーン活用は、今後の各企業の動きにも関わってきそうなので注目しておきたいですね。
チェーン担当はCeler Network
今回のBust-A-Moveには3つの企業が関わっています。
- TAITO
- Next Gaming
- Celer Network
恐らくTAITOは元ゲームの版権回りと制作、実質の制作がNext Gaming、そしてブロックチェーン回りを担当しているのがCeler Networkです。
このCeler Networkは、eSportsを実現するためのプラットフォーム。
特に今回のようなスキルベースのゲームにブロックチェーンを絡め、スムーズな支払いを実現したり、安全性を確保したりなど多様な使われ方をしています。
すでにこちらの仕組みいくつかのゲームもリリースされた実績も。
今後はこのようなプラットフォームを取り入れた、新しい形のブロックチェーンゲームも色々と出てくる可能性はあるので、こちらも期待しておきましょう。
日本では利用不可
すでにBust-A-Moveはリリースされていますが、残念ながら日本では利用不可。
やはりリアルマネーが賭かっているので、日本では厳しそうですね。
ただいつ動くのかと注目されていたスクエニの関連会社が本格的にブロックチェーンを導入したゲームをリリースしているというのは事実です。
これは実際に大きな一歩ではないかと思います。
スクエニ自体、サンドボックスに投資を行っていたり、ブロックチェーンゲームに関心を寄せているのは周知の事実なので、今後の展開にも期待しておきましょう。
まとめ
タイトーがブロックチェーンを活用する事例についてまとめました。
残念ながら日本でのリリースとまではいかなさそうですが、注目されていた大手の関連会社が本格的に行動に移してきたということは大きいですね。
この事例が上手くいけば次は日本でのリリースも。
もちろん日本だけでなく世界的にも大手のゲーム会社がブロックチェーンゲームの制作には興味を持っているので、こちらも楽しみにしておくといいと思います。