メタマスク・レイヤー2に接続|カスタムRPC設定を行う方法まとめ
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レイヤー2でガス代節約
ガス代の高騰で注目が集まるレイヤー2。
このレイヤー2を使用することで、これまで必要であったガス代を削減できたり、トランザクションの高速化が行えるので、今後もこれらは発展するでしょう。
ただこちらは、既存のイーサリアムのチェーンとは別です。
そのため、これらのチェーンでメタマスクを活用する場合は、少し設定を行わないといけないので、今回はこちらの設定方法を解説します。
今後多くの場面で活用するはずなので、しっかり覚えておきましょう。
カスタムRPCの設定方法
では早速、レイヤー2に接続を行う方法を説明します。
メタマスクをその他のチェーン上で活用できるようにするためには、カスタムRPCの設定を行う必要があるので、まずはメタマスクを開きます。
メタマスクの上部にある接続ネットをクリックしてください。
すると、接続が行えるネットワークの一覧が表示されるので、こちらの一番下にあるカスタムRPCをクリックして、新たに接続するネットの情報を入力します。
入力する情報は、以下になります。
- ネットワーク名
- PCR URL
- チェーンID
- 通貨シンボル(任意)
- エクスプローラーURL(任意)
これらの情報を入力して、保存を行えばチェーン情報は保管されます。
あとは、対象(例えばPolygonなど)のチェーンにメタマスクでアクセスを行いたい時に、上部のネットワークを該当のものに変更してアクセスすればOKです。
また入力する情報については、公式サイトなどで公表されています。
こちらも間違って入力すると、チェーンへの接続ができない他、フィッシングサイトなどの情報を参照すると、変なものに繋がれる可能性があるので注意しておきましょう。
具体的な設定例は、後に紹介します。
ネットワークの削除
もし何かしら間違ったものを登録した場合は、削除も簡単にできます。
削除は、上部から保存しているネットワークの一覧を表示し、消したいものにカーソルを合わせることで、「×」が出るので、こちらを押せばOKです。
あとは削除のボタンを押せば、ネットワークを消去できます。こちらは再度追加も可能なので、状況に応じて活用ください。
代表的な対応チェーン
では、今後メインで活用されるであろうチェーンの情報も記載します。
- Polygon・Matic
- BinanceSmartChain
- Avalanche
- AstarNetwork
特にこの2つは、国内外のプロジェクトでもよく利用されているので、以下で紹介するカスタムRPCの情報を入力し、いつでも接続できるようにしておきましょう。
入力は、1分もあれば完了します。
Polygon・Matic
Polygon カスタムRPC | |
---|---|
ネットワーク | Matic Mainnet |
PCR URL | https://polygon-rpc.com/ |
チェーンID | 137 |
通貨シンボル | MATIC |
エクスプローラーURL | https://explorer.matic.network/ |
Polygonは、国内のプロジェクトも多く活用するチェーン。
マイサガやnanakusaなど、ゲームからアート関連まで、幅広い分野で活用されているチェーンなので、まずはこちらの設定を行っておくといいと思います。
今後も対応は増えるはずなので、こちらはチェックしておきましょう。
Check:Matic|接続方法と入金のやり方
BinanceSmartChain
BSC カスタムRPC | |
---|---|
ネットワーク | Binance Smart Chain |
PCR URL | https://bsc-dataseed.binance.org/ |
チェーンID | 0x38 |
通貨シンボル | BNB |
エクスプローラーURL | https://www.bscscan.com |
BinanceSmartChain(BSC)は、大手取引所バイナンスが作成したチェーン。
現状は、PancakeSwapなど多くのDeFiで活用されることが多いので、DeFi系のプロジェクトを触る人は、こちらも設定しておいて損はないです。
ゲーム関連も少しづつ増えているので、こちらも注目しておきましょう。
Check:バイナンス|口座開設のやり方
Avalanche
カスタムRPC設定 | |
---|---|
ネットワーク名 | Avalanche Mainnet C-Chain |
RPC URL | https://api.avax.network/ext/bc/C/rpc |
チェーンID | 43114 |
通貨記号 | AVAX |
エクスプローラーURL | https://snowtrace.io/ |
AvalancheはDeFiに特化したチェーンとして注目を集めています。
現在はDeFiにとどまらずブロックチェーンゲームやNFTにおいても活用が増えているので、チェーンの追加を行っておくといいでしょう。
こちらも低コストで処理速度がかなり速いので要チェックです。
AstarNetwork
ASTAR カスタムRPC | |
---|---|
ネットワーク | Astar Mainnet |
PCR URL | https://evm.astar.network/ |
チェーンID | 592 |
通貨シンボル | ASTR |
エクスプローラーURL | https://astar.subscan.io |
AstarNetworkは日本発のパブリックチェーン。
ポルカドットにスマートコントラクトが実装できる機能を備えたチェーンとなり、今後はこれらを活用したDappsの登場が期待されています。
※ポルカドットとDappsのハブになるイメージ
すでにこのチェーンを利用したNFTのセールなども始まっているので、興味のある方こちらのカスタムRPCの設定も行っておくといいでしょう。
メインネットのプロバイダー変更
MetaMask relies on Infura as the default endpoint, but this setting can be modified by users if desired, or in case of any service interruptions. We sincerely apologize for the interruption to those in inadvertently impacted regions. https://t.co/kUxOr7zBe3
— MetaMask 🦊💙 (@MetaMask) March 3, 2022
メインネットのプロバイダー変更も記載しておきます。
なぜこれが必要かというと、現状のメタマスクは利用しているプロバイダーの規約変更の影響で利用制限などがかけられる可能性があるためです。
※ウクライナ問題で顕著化
そのため、現状利用しているInfuraからの変更方法も覚えておきましょう。
変更を行うには、まずAlchemyでアカウントを作成します。
- アカウント作成
- Googleアカウントなどで作成可能
- 利用するネットを選択
- Ethereumを選択
- 名前の設定
- チーム名とアカウント名(任意で設定)
あとはプランの選択(FreeでOK)とクレジットカードの登録(スキップも可能)を行えば、Alchemyのアカウントの作成は完了します。
Alchemy カスタムRPC | |
---|---|
ネットワーク | Alchemy-ETH Mainnet |
PCR URL | 表示されているもの |
チェーンID | 1 |
通貨シンボル | ETH |
エクスプローラーURL | https://etherscan.io/ |
アカウントの作成が完了するとRPC URLが発行されます。
あとはこれを使って、メタマスクのカスタムRPC設定を行えばでETHメインネットで利用するプロバイダーの変更を行うことが可能です。
このAlchemyは無料プランであると利用に関する制限がつくようになっているので、こちらは色々と検討して利用するものを決定しましょう。
※今回のAlchemyは一例です
まとめ
メタマスクをレイヤー2で活用するための設定を紹介しました。
現状は、対応しているチェーンも少ないですが、今後はより多くのL2チェーンにも対応するはずなので、こちらのやり方は覚えておくといいでしょう。
L2を活用すれば、スケーリング問題も快適になるのでおすすめです。
ぜひこちらも活用して、色々なプロジェクトも触ってみてください。
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