NFTb|BinanceSmartChainに作られるマーケットプレイスの概要
NFTbの概要
NFTbはBinance SmartChain上に作られるNFTマーケットプレイスです。
現状はETHメインネットやMaticネットワークのマーケットプレイスはあるものの、BSC(Binance SmartChain)のマーケットプレイスはありませんでした。
こちらは現在β版をリリース中。
クリエイター、ユーザーへのインセンティブ設定や、BSCを利用することでガス代低減やトランザクションの高速化などの特徴もあります。
今後注目されそうなマーケットの1つなので、こちらは要チェックです。
特徴
NFTbの主な特徴を並べると以下になります。
- Binance SmartChainを利用
- 利用者にNFTBトークンを付与
- エフェクトやMODの販売
- クリエイターズファンド
他にも色々とありますが、特に目を引くものはこれらです。
では、それぞれについて簡単に説明します。
Binance SmartChain
NFTb secures funding under $100M fund set-up to boost Binance Smart Chain ecosystem 🎉$NFTBhttps://t.co/Zn2SEdjO1m
— NFTb (@nftbmarket) April 20, 2021
まず特徴的なものとしては、BSCを活用していること。
これにより、ガス代の低減・トランザクションの高速化を狙えるほか、他のプロジェクトとの相互性も視野に入れることができます。
最終的には、クロスチェーンとして相互運用を可能にする予定。
こうなってくると多くのチェーンで活用されているNFTを、一気に取り扱うこともできるようになりそうなので、非常に魅力的なマーケットになりそうです。
※現在はOpenseaのAPIも取り入れる予定
NFTBトークンの付与
NFTbには、独自通貨NFTBも実装されます。
Raribleのシステムを参考にして、NFTBトークンをクリエイターや購入者に付与しガバナンストークンとして機能させる予定です。
これは推測ですが、NFTBトークンが流通し始めたらPancake Swapなどで流動性提供ができるようになるかもしれません。
エフェクトやMODの販売
これが最も特徴的とも言える機能になるかもしれません。
エフェクトやMODをマーケットプレイスで販売することができます。
ヘビーユーザーやクリエイターが作ったエフェクトやMODを販売することができ、それらを自ら取引したり、アートへと再利用したりすることができます。
簡単なイメージとしては、おそらく雷のエフェクトや嵐のエフェクトのようなアートと組み合わせができるものを販売できるようになる可能性があります。
この辺りは少しAsync Artのレイヤーの概念に近いかもしれませんね。
Check:Async Art|NFTアートの特徴を解説
クリエイターズファンド
NFTbが重要視するのは、優れたクリエイターたちが出品してもらうこと。
ただ、アーティストの多くは、仮想通貨のことを知らないので、この問題をクリアするために、「クリエイターズファンド」というものが設立されています。
このクリエイターズファンドは、具体的に言うと支援プログラムです。
主な内容は以下のようになっています。
サポート内容
- NFTをミントするガス代を負担
- 早期参加したアーティストへ高い報酬
- メタマスクを必要としない利用
- Instagramでの新しいアーティストの紹介
これらをクリエイターズファンドとして実行していくようです。
無名のクリエイターにもチャンスが訪れそうな施策なので、興味のある方は、ツイッターなどで最新情報を獲得していくといいでしょう。
NFTBトークンとは?
NFTBトークンのRaribleのRARIトークンをイメージしてもらえれば問題ないです。
NFTbでNFTを販売したアーティストや購入者に配布されるトークンとなります。
主なユースケース
- ガバナンストークン
- NFTb利用の割引
- 他通貨と交換
ユースケースもほぼRARIトークンと同じなのような形ですね。
NFTBトークンをガバナンストークンとして活用することで、Rarible同様に運営方針をホルダーたちが提案できるようになります。
NFTbはDAO的な運営を目指しているので、このトークンが機能するか注目です。
さらにNFTBトークンの割り当てもRaribleが定めた構造に従っているよう。
まだ情報が未公開のところがありますが、現段階ではRARIトークンについて把握していれば、だいたい大丈夫なのでご安心ください。
ロードマップ
2021 Q1
- セキュリティ監査
- 最初のマーケットプレイスを発表
- 最初のローンチ投票/ガバナンス
Q1で注目すべきなのは、Binance SmartChainのメインネットでマーケットプレイスがリリースされること。
4月中にリリース予定とツイートもしていたので、本格稼動も近いです。
2021 Q2
- クリエイターズファンドを立ち上げ
- パートナーシップの発表
- トークン料金モデル
Q2にはクリエイターズファンドやパートナーシップの発表が控えています。
これらの発表で、おそらくNFTbがどんなマーケットプレイスになっていくかが明確になっていくはずでしょう。
また別記事では、NFTbのV2で分割所有の仕組みも構築するとのことだったので、こちらも新しい事例として、どのように機能するかも注目です。
2021 Q3
- クロスチェーンの相互運用性
- 保険商品
- NFTb分析ダッシュボード
Q3ではクロスチェーンの相互運用が予定されているので、早い段階でBinance SmartChain以外のチェーンを利用する可能性があります。
さらにNFTbの分析ダッシュボードを用意することで、アーティストたちは自分のアートの売れ行きなどの分析ができるようになる予定になっています。
まとめ
Binance SmartChainのNFTマーケットプレイス、NFTbの紹介でした。
BSCを使ったDeFiが出てきて、市場の流れが変わった傾向もあるので、このNFTマーケットがリリースた時の影響も楽しみですね。
現状のNFT市場のクリティカルな問題に対応もできそうなので注目です。
またアートの購入などメインで使う通貨は、現状BNBなので、興味がある方は、こちらもバイバンスで入手しておいてください。
Check:バイナンス|口座開設のやり方を解説
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