仮想通貨ゲームDAPPS|初心者もわかる分散型アプリケーションの解説
既存ゲームでは
既存のゲームでは、どれだけレア度の高いアイテムをいくら持っていようとゲーム内でしか生かすことが出来ません。
また全てのデータは運営のサーバーに記録されているため、知識・技術力があればプログラムを不正に改ざんし、レア度の高いアイテム、高レベルのキャラクターを量産するということも可能です。
これではゲームのキャラクターやアイテムの正しい価値が図りにくいですし、希少性が高いと言ってもゲーム内で自慢できる程度のものでしょう。
実際にはアカウント単位の売買やネットを通してのアイテム売買(RMT)もありますが、詐欺などの報告も多く、あまり活用されていないのが現状です。
これをより手軽に不正や詐欺がなく行えるのであれば?ゲームを行っている人からすると夢のような話に聞こえるかもしれません。
ただ実際に仮想通貨ゲームというのはブロックチェーンの技術を利用することで、これらの問題点を解決できるようになっています。
仮想通貨ゲームとは
ゲーム内にブロックチェーン技術を応用(利用)したゲームのことを指します。
※ブロックチェーン技術については後に説明
このことにより以下のことが可能になります。
- データの正確性を立証
- プログラムの改ざんが不可能
- アイテムやキャラクター売買の簡略化
これらが既存のゲームと比べると仮想通貨ゲームの特徴ともいえるので、それぞれ解説していきます。
データの正確性を立証
ブロックチェーン技術を用いることで、データの正確性を保つことが可能です。
基本的なブロックチェーンの仕組みとして、データを分散して管理するということが上げられます。
既存のゲームであれば、データを保管しているサーバーに何かしらの不具合があった場合、データが一気に飛んでしまう可能性があります。
もちろん普通であれば何重にもバックアップは取ってあるはずなので、このようなことは起こりにくいですが、管理が集中しているということに変わりはありません。
対してブロックチェーンの場合は、データ管理を個人個人が分散して行います。
もちろん自分自身のデータだけではなく、ブロックチェーン上で記録されているもの全てにおいてです。
こうすることによってブロックチェーン上に残す記録と言うのは、世界中の人々から管理をしてもらうことになるので正確性が格段に増します。
ブロックチェーン技術の代名詞である分散管理が、データの正確性を証明するといったことがゲームにも生かされるわけです。
改ざんが不可能
ブロックチェーン上の記録は世界中の人々から証明されていると言いました。
不正改ざんにおいても、この技術が生きてきます。
例えばブロックチェーン上に記録されているデータの改ざんするためには、そのデータを証明している人の半数以上のデータを書き換えないといけません。
※ブロックチェーンの整合性は多数決の原理で決定されるため
これは現実的ではありませんね。
何百万というデータを一気に書き換えることは事実上ほぼ不可能です。
もし1つだけブロックチェーン上のデータを書き換えたとしても、その他大勢が大元のデータが正しいと判断しているので、無効となります。
このことによって仮想通貨ゲームでは不正改ざんが行えないようになっているのです。
もちろんこのことについては、運営すらも手出しできないので透明性の高い運営が可能となります。
アイテムやキャラクター売買の簡略化
ゲーム内で使用されるアイテムやキャラクターは、トークンとなることが多いです。
このトークンというのは仮想通貨の派生と思ってもらうといいでしょう。
アイテム自体をトークン化することで、ブロックチェーン上でやり取りが行えるようになるため売買もスムーズになりますし、しっかりと記録が残るため送った送ってないなどのドラブルの心配もなくなります。
トークンは仮想通貨の派生ですので、アイテムの売買を行っているというよりも仮想通貨同士を交換しているというイメージを持ってもらうと分かりやすいでしょう。
またゲーム内ではアイテムの売買所を設置しているものがほとんどなので、取引所に登録など行わなくても簡単にゲームのアイテムを売買することが可能となっています。
仮想通貨は使うの?
もちろん仮想通貨は使用するので、事前に準備を行っておきましょう。
仮想通貨を利用するタイミングとしては以下となります。
- ゲーム内トークンの獲得
- アイテム・キャラの売買
- ゲームコンテンツの利用料
主にこの3つとなります。
それぞれ簡単に解説します。
ゲーム内トークンの獲得
ゲームによってはゲーム内で使用できる通貨は独自に設定したトークンのみという場合もあります。
その場合は事前に入金を行います。
入金を行うといっても、基本的にはゲームに連動させるウォレットに資金を入れておけば大丈夫です。何か費用がかかる場合は、自動で引き落としという形となります。
ウォレットとゲームの連動
仮想通貨ゲームを行う上で、ウォレットとの連動は必須です。ゲームによって対応しているウォレットが異なるので、あらかじめ確認しておくとスムーズにゲームを始めることが出来ます。
アイテム・キャラの売買
アイテムの売買も仮想通貨で行われます。
マーケットや外部サービスの取引所などアイテム売買は基本的に仮想通貨のみの対応です。極稀にトークンでの支払いも可能ですが、一般的なのは仮想通貨での売買となります。
ゲームコンテンツの利用料
ゲームコンテンツを利用するときも、仮想通貨を利用する場合があります。
ミニゲームの参加費やちょっとしたトレーニングなどを行う場合ですね。
逆に法定通貨を使って遊ぶということはありません。
法定通貨の記録はブロックチェーン上に乗らないため、ゲーム内コンテンツにおいても、ほとんどの場合に仮想通貨やトークン使用されることとなります。
まとめ
上記のブロックチェーン技術と特徴をゲームに落とし仕込んだものが、仮想通貨ゲームとなります。
これまで問題視されてた詐欺や不正改ざんの防止や、ゲーム内のアイテム等を簡単に売買できるということで、今仮想通貨ゲームはかなりの注目を集めています。
今後も様々なタイトルがリリースされてくる予定となっているので、興味のある方は色々な仮想通貨ゲームを調べてみると面白いでしょう。
以上が仮想通貨ゲームの特徴です。
仮想通貨ゲームで稼げる考えについては「仮想通貨ゲームのリターン・リスクの考え方」をご覧いただくと具体的なイメージに繋がってくると思います。
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