【2020年】注目を集めるブロックチェーンゲーム業界の動向
大手企業の参入の可能性
これ日本語の記事出てるのかな?
— dAppsMarket | ダプマ – Blockchain Gaming (@dapps_market) January 9, 2020
スクエニがクラウドゲームの可能性に言及
松田氏
「ブロックチェーンのゲームを投機的投資の機会として扱うのではなく、お客様のゲーム体験に何か新しいものをもたらすことができるかどうかを確立することが成長の鍵になると考えています」https://t.co/K2u1oAdrAo
2020年1月1日。大手ゲーム開発会社スクエニからの年頭所感。
この中でスクエニがクラウドゲーム及び、ブロックチェーンゲームの可能性についても言及しています。そうなるとこの業界への参戦の可能性も…
またまたブロックチェーンゲーム業界に大きな波が来そうですね。
ちょっとこれには興味をそそられたので、2020年初頭の注目すべきブロックチェーンゲーム業界の動向について見ていきたいと思います。
大きく動いた2019年
2019年と言えばブロックチェーンゲーム元年とも呼ばれる年。
国内からはマイクリプトヒーローズの躍進とともに、クリプトスペルズ、クリプトアルケミスト、コントラクトサーヴァントなど多くのタイトルの発表も。
もちろんこれらの登場により、プレイヤー数も増加傾向。
こちらはマイクリのDappRadar計測のDAU(デイリーアクティブユーザー)です。
DAUと言っても、ここで数値化されているものはトランザクションの計測数なので、正確なユーザー数とは異なりますが、成長幅は極端にズレることはないでしょう。
そうみると大きくユーザー数も増加していますね。
これに加え、年末には大手企業が開発するコンサヴァAppのリリース。
正確な数字などは、表記できませんがダプマの関連記事へのアクセス数を見てもこれまでのユーザー層とは異なる属性のユーザーも参戦してきたことが伺えます。
そういった意味でも2019年は業界にとって大きな収穫があった年だと言るでしょう。
2020年注目の動向
2020年の注目しておきたい動向としては大手企業の参入です。
- スクエニ
- Ubisoft
- AMD
- LINE
この他にも色々な企業がブロックチェーンゲーム業界への参入を検討しているとの情報もあり、2020年もまた更なる業界の躍進に繋がりそうだと言えます。
では少し簡単に、これらの企業がどのような動きを見せているのか説明します。
スクウェア・エニックス
スクウェア・エニックスと言えば、もう説明不要の大手ゲーム開発会社。
ファイナルファンタジーやドラクエを始めとするメジャータイトルを、次々と排出する開発会社も「ブロックチェーン×ゲーム」の可能性に言及。
ブロックチェーンを活用したゲームも黎明期から脱し、徐々にその存在感を増しています。
ブロックチェーン活用ゲームを投機の対象とせず、ユーザーのゲーム体験に新しい何かをもたらすことができるかが成長のカギであると考えています。
2020年 スクウェア・エニックス 年頭所感より
この文面だけでは、ただ可能性を述べているだけですが、実は2019年の年頭所感でもブロックチェーンゲームへの興味関心を示す一文が。
ゲーム分野においても、ブロックチェーン技術を用いたゲームや、ゲームプラットフォームサービス等の興味深い動きが出てきており、私たちも、今後のデジタルコンテンツ分野におけるブロックチェーン技術の応用に非常に関心をもっています。
2019年 スクウェア・エニックス 年頭所感より
もちろんこの業界への参戦が確定したわけではありません。
ただ強い関心を持っているということは間違いなさそうなので、今後の発表情報などには注目しておくと面白い発表も飛び出してくる可能性はあるので楽しみです。
The Sandboxに出資
日本のスクエニなど ブロックチェーンゲーム「ザ・サンドボックス」に出資 現金と仮想通貨で@TheSandboxGame@borgetsebastien https://t.co/Vevo0IrjuW
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) March 20, 2020
遂にスクエニに動きがありました!
こちらは海外でも注目を集めているThe Sandboxの開発会社であるTSBゲーミングに出資を行ったという内容。こちらは今後の目玉となりそうな動きです。
まずは自社で開発というよりも状況を探っていくという考えでしょう。
スクエニがブロックチェーンゲームにかなりの関心があり、本格的に動いていきそうな予兆ともとれるので、今後の進展にも注目しておくといいと思います。
子会社TAITOはゲームを開発
大手にまた1つの動きが出ました!
— 🎮 dAppsMarket | ダプマ – Blockchain Gaming 🎮 (@dapps_market) August 6, 2020
スクエニの子会社であるTAITOが
ゲームにブロックチェーンを導入
こちらは興味深い事例となりそう
NFTを活用するわけではないですが
本格的な実験に入ったみたいですね
すでにゲームもリリースされているので
今後の動向にも注目ですhttps://t.co/v1Py0m4l97
またスクエニの子会社であるTAITOがブロックチェーンを導入したゲームをリリース。
こちらは海外のみでサービスを展開しているゲームなのですが、ブロックチェーンを導入することでeSportsトーナメントなどが開けるようになります。
いわゆるスキルでお金を稼ぐといったイメージですね。
スクエニ関連では、一番最初に行動を移した事例ではあるので、今後のスクエニ自体の展開も楽しみに待っておくといいでしょう。
Ubisoft
Ubisoftもかなり大手のゲーム開発会社です。
アサシンクリード・レインボーシックスシージなどが代表作となっており、こちらも根強いファンの多く、プロチームなども発足するほど。
このUbisoftは、ブロックチェーンゲーム業界に積極的な姿勢を見せています。
すでにブロックチェーンゲームをテスト的に開発。
こちらのリリース予定はないと言われていますが、この画像が公開されたのは2018年とのことなので、当時のクオリティとしてはズバ抜けたものと言えます。
テストとは言え、この開発には数年の月日も費やしたとのこと。
早い段階で、ブロックチェーンゲーム業界への興味があったことがわかりますね。
それに加え2018年にはBlockchain Game Allianceに加盟。
EnjinやXAYA、Ultraなど今後のブロックチェーンゲーム業界を牽引するような海外プロジェクトも多数参戦しているので、この辺りとの連携も注目です。
Check:Ubisoft|ブロックチェーンゲーム参戦の背景
またUbisoftは開発ではなく支援を行うことも。
現在の動きとしては、Ubisoftが単体でブロックチェーンゲームを開発するのではなく、その他の開発会社を支援しながら市場の可能性を探っているのでしょう。
すでに多くのものがサポートされているので、これらのゲームにも注目です。
Check:Ubisoftが支援するブロックチェーンゲーム
AMD
AMDはゲーム開発会社ではありませんが、機材関連の大手企業。
こちらは2019年末にブロックチェーンゲームアライアンスに加盟し、複数のプラットフォームと提携し、グラフィック処理などの技術提供を行う予定。
今後ゲームのクオリティも上がることが予想されるので、このような点も重要。
いかにスムーズなゲームプレイが提供できるのかという部分も、新規ユーザーを取り込むためには必要なことなので、こちらの動向にも注目です。
LINE
そしてあのLINEもブロックチェーンゲームに参戦する可能性が浮上!
すでにLINEは取引所「BITMAX」の運営と、仮想通貨の「LINK」をリリースしており、独自のエコシステムを構築していくことを発表していました。
そして今回新たにBITMAX Walletを発表。
LINEのブロックチェーンウォレット、「BITMAX Wallet」が本日リリースされました。BITMAX WalletはいつものLINEから簡単に作成でき、デジタルアセットを管理することができるウォレットサービスです。
— LINE Blockchain JP (@linebc_japan) August 26, 2020
BITMAX Wallethttps://t.co/deKBU2eKYv
BITMAX Walleの手引きhttps://t.co/LD3mWPCmYd
このウォレットではデジタルアセットが管理できるようになっており、発表情報の中にある画像の中にはサンプルゲームも見ることができています。
これは期待せざるを得ないですね!
また現在は既存のブロックチェーンゲームもLINEのLINKを活用することを決定したこともあり、今後もこのような提携が行われていくと面白そうです。
Check:LINE|デジタルアセット対応BITMAX Walletを発表
提携サービスが一斉に発表
LINE Blockchain初の導入事例をご紹介いたします。
— LINE Blockchain JP (@linebc_japan) September 30, 2020
今後これらのサービスのリリースを皮切りに、様々なサービスが段階的にリリースされる予定です。https://t.co/R4Xal8LGvg#ブロックチェーンゲーム #ブロックチェーン #LINEBlockchain
LINEのブロックチェーンを導入する事例が発表されました。
- ナイトストーリー
- リンクサイン(電子契約)
- aFan(ソーシャルメディア)
- リーグオブキングダム
- CryptoDozer
- SOMESING(カラオケアプリ)
- ThetaTV
- Crypto Sports(仮称)
この事例においては、期待されていたゲームジャンルのみならず、電子契約やソーシャルメディア、カラオケアプリなど幅広い活用となりそうです。
もちろん提携の多くはゲームなので、こちらは期待したいですね。
まだまだその他のサービスの発表も今後は行われていくと思うので、こちらの最新情報も期待して待っておきましょう。
Check:LINEが提携するブロックチェーンゲーム特集
具体的に何が期待できる?
具体的に期待できそうな点としてわかりやすい部分でいえば以下の2点。
- 技術力の向上
- 認知度の拡大
1つ目は単純に、ゲーム開発のノウハウとリソースです。
これまでのブロックチェーンゲームは、ゲーム開発経験がなかったり、少数精鋭でゲーム開発を行ってきたので、クオリティとして今一つのものも。
どうしても既存のゲームと比べたらしょうがないことです。
ただ大手のノウハウ、リソースがブロックチェーンゲームの開発につぎ込まれると考えると、かなりクオリティの高いゲームが出てきてもおかしくはないでしょう。
また2つ目は認知度の拡大です。
これまで大手のゲーム開発会社がブロックチェーンゲームの開発を行った事例としては、国内ではコンサヴァくらいだと思います。
もちろんこちらは話題作となり、プレリリースから盛況となっています。
大手が参入することで、既存のファン層もブロックチェーンゲームって?と感心を示す可能性は十分にあるので、さらなる市場拡大に期待できるでしょう。
まとめ
2020年の注目すべきブロックチェーンゲーム業界の動向について紹介しました。
今回は大手企業の参入をメインに紹介しましたが、もちろんもっと大きな枠ではVRやXR、5Gの登場など、色々な革新がネットワーク上で起こると言われています。
これらとの繋がりをどう持たせてくるのかも楽しみの1つです。
ただもちろんですが、このような最新技術を取り入れるものもノウハウやリソースのある大手企業がスピード感を持って取り組んでくるでしょう。
こういった意味でも2020年は大手企業の参入に期待したいですね。
Check:ブロックチェーンゲームの概要をかんたん解説
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