GO!WALLET|トランザクションが処理されない時の上書き方法
トランザクション詰まりが発生
ガス代の高騰や手数料の節約でトランザクションフィーを安く設定してしまうと、トランザクション詰まりが起こることがあります。
処理されないトランザクションを放置すると、その後に申請したトランザクションも、その処理が終わらないと承認が終わりません。
ブロックチェーンゲームで遊ぶ場合や何かしらのセールに参加する時など、トランザクションが詰まってしまうことは致命的と言えます。
そこでここではGO!WALLETを利用してトランザクションが詰まった場合の解消法について紹介します。非常に重要なテクニックなので覚えておきましょう。
処理が詰まる原因
トランザクションが処理されない原因は、基本的にガス代の設定が安いということがあげられます。このガスを上げてあげれば問題は解決です。
そもそもブロックチェーンの性質上、高いガス代(手数料)を払っている人からデータが処理されるので、ガスを節約しようと低く設定してしまうと周りよりも処理の優先度が低くなってしまうので気を付けておきましょう。
トランザクションの未処理が長時間続く場合は、その時間のガス代の目安と自分が設定したガス代を見比べてみてください。9割以上はこれらが原因となります。
GASのチェック:ETH Gas Stationの使い方
トランザクション詰まり解消法
GO!WALLETを使用する場合のトランザクション詰まりの解消法を説明します。
簡単に手順を説明すると以下の通りです。
トランザクション解消手順
ナンス値の確認
↓
アドレスをコピー
↓
新規トランザクションを作成
↓
確認したナンス値を入力
↓
トランザクション申請
こちらがトランザクションの上書きを行う手順です。
まずはトランザクション詰まりが起きているデータのナンス値を確認します。
こちらは送信履歴から確認できます。一番最初に詰まりを起こしているもののタップしてナンス値を確認し、どこかしらにメモを取っておきましょう。
次はトランザクション詰まりを起こしているウォレットのアドレスをコピーして、新たなトランザクションを生成します。
まずは受信するから自分のアドレスをコピーしてください。
コピーが終わればトランザクションの生成です。
次は先ほどの画面で、送信するをタップし自分のアドレス宛にトランザクションを生成してください。この時は送金額は0で大丈夫です。
先ほどコピーしたアドレスを使用するという事だけ忘れないでください。
準備ができれば次へを押して先に進みましょう。
次に新規作成したトランザクションの詳細からナンス値を変更します。
またガス代の設定もこの時行っておきましょう。ここで設定したガス代が上書きを行うときに反映されるようになるので、目安より少し高めの設定でもいいでしょう。
※デフォルトでも高めにはなっています
詳細をタップするとNonceと出てくるので、こちらを最初にメモした値に書き換えてください。最後に上部の保存を押せば設定変更は完了です。
あとはこのトランザクションを送信すれば上書きが行われます。
ナンス値を合わせることで、トランザクションの書き換えが行われるので後は新規生成したトランザクションが処理されるのを待つだけです。
まとめ
GO!WALLETでのトランザクションの上書き方法について紹介しました。
現状ブラウザウォレットと言っても、この上書き機能に対応していないものもあるので、そのようなものはGO!WALLETにインポートを行って同じ作業を行ってください。
現在上書きができるものについては、下記でもまとめているので使っているものがあれば、それらの方法に合わせて処理を行っていきましょう。