9Lives Arena|Enjinを採用したDappsのゲームシステムと特徴を解説
9Lives Arenaとは
9Lives Arenaとは1vs1のバトルがメインのアクションRPGです。
動画を見ると分かりますが、昔プレステなどで流行った鬼武者やダークソウルのようなゲームをイメージしてもらえればと思います。
このゲームもダプマで取り上げている仮想通貨ゲームの1つのなのですが、とにかくクオリティの高さに驚きです。これまでのゲームはどことなくアクション性や演出の少ないものばかりでした。
しかし9Lives Arenaは、既存のゲームと遜色のないアクション性があり、今Dapps業界でもかなり話題となっています。
今後はPC版だけではなくPS4などのコンシューマーゲーム機でもプレイできるよう計画されているので、クオリティについては間違いのないゲームと言えるでしょう。
ゲームシステム
先ほど紹介したようにゲームシステムとしては、PVPでのバトルがメインとなります。
PVPで勝つことでゲーム内で使用できるアイテムを獲得することが可能です。より強いヒーローを作成しバトルに勝つことで、ヒーローを強化していきます。
また別コンテンツではアイテムを収集できるようにもなっており、アイテムを使って武器を作りヒーローをパワーアップさせることも可能です。トレーニングもあるので、そちらでもヒーローを強化することができます。
ゲーム内で使用されるアセットは、もちろん仮想通貨(ERC1155)で作成されているため、プレイヤー同士での売買も可能です。
ゲームプレイで得られる様々なアイテムを収集することで、収益も上げられるような仕組みとなっています。
またアイテムや武器の作成や売買を行えるリソースと呼ばれるものは、プレイヤーだけが集めるわけではありません。ゲーム内にはOoogyと呼ばれるサポートキャラも用意されており、このキャラもアイテム収集などのお手伝いをしてくれます。
このOoogyについては、スマホなどからも指示を出せるようになるようで、ゲームをプレイできない時間でも、アイテム収集ができるようになっています。
見た目とは違いかなりプレイヤーに優しいモンスターなので、こちらも大切に育ててあげましょう。見た目もちょっと憎めないようなデザインですね。
特徴
ゲームの特徴について紹介します。
先ほど紹介したゲームシステムと被る部分はありますが、こちらも簡単に説明していきます。主な特徴は以下の通りです。
- ハイクオリティなゲーム性
- アセットはERC1155
- ライフ消滅でキャラがバーン
- スマホでOoogyに指示
こちらが主な特徴となります。それぞれ解説していきます。
ハイクオリティなゲーム性
これまでのDappsとは、大きな違いがクオリティの高さです。
グラフィックにしても操作性にしても、既存のゲームと見分けがつかないほどハイレベル。これは多くのDappsプレイヤーが見てもワクワクするのではないでしょうか。
コンシューマーゲーム機でも、プレイできるようになる予定なのでゲーム性とクオリティには初期段階からかなり力を入れているものと思われます。
ちなみに現在予定されているゲームプレイができるものは、PC(Steam)・PS4・Xboxが予定されているようです。これはリリースが楽しみです。
アセットはERC1155
ヒーローやゲーム内で獲得できるアイテムはトークン(ERC1155)で作成されています。
これにより、アセットを他のプレイヤーと取引することも可能ですし、オリジナルキャラクターの作成も可能です。特にヒーローは見た目や能力なども自分でカスタマイズできるので、この辺が仮想通貨ゲームならではの面白さと言えます。
ヒーローにはスキルやスペル、得意武器などが存在するようなので、思い思いのキャラクターを作成して、バトルで勝ち抜く無敵のキャラを作りましょう。
動画を見ているとスキル(もしくはスペル)には、攻撃するものだけでなく、透明になるものや相手の動きを硬直させるものなどがありそうだったので、この辺の技のセットもバトルに勝つためには重要な戦略の1つとなりそうです。
またこのERC1155のトークン規格はEnjinが作成したものとなっており、今後はその他Enjinを採用している仮想通貨ゲームとのクロスオーバーも行われる可能性があります。
check:ERC1155とは?特徴と将来性を解説
ライフ消滅でキャラがバーン
9Lives Arenaの面白く・恐ろしい特徴としては、ヒーローのバーン(消失)システムがあることが上げられます。
画像を見てもらうと分かるのですが、ヒーローにはそれぞれライフ(9)が設定されており、バトルに負けることで1つずつ消費していきます。
これが0になることで、そのヒーローはバーンされる仕組みとなっています。このシステムは緊張感が半端じゃなさそうですね。
垂水ケイ(@tarumi_kei)さんが、「9Lives Arenaの運営にインタビュー」を行っていますが、その中でこのシステムの詳細が書かれています。
ヒーローが死んだ時には、死んだ時に装備していた武具は失われます。それ以外のアイテムはアイテムボックスに戻ります。また、死んだヒーローは英雄としてあなたのアリーナに飾られます。
ゲームの進行に伴って、新しいヒーローをゲットすることは簡単になってきますから、ヒーローが全員死んでゲームがプレイできなくなるということはないと思います。
死んだヒーローはスピリットウォーリアーとなります。27のスピリットウォーリアーが復讐のために戦うバトルロイヤルのようなシステムも予定しています。
ちなみに、Ooogieは死にません!
やはりヒーローはライフが尽きると使用できなくなるようですね。ただバーンされたヒーローを使ったバトルロイヤルのようなコンテンツも予定されているので、こちらでは死んだキャラも使用することができそうです。
スマホでOoogyに指示
先ほども紹介しましたが、サポートキャラであるOoogyはバトルの補助だけでなく、アイテム収集のお手伝いもしてくれます。
しかもゲームをプレイしていなくても、スマホからこの指示を出せるようなので、24時間永遠とOoogyを働かせることも可能です。
自分がプレイできない仕事中や、睡眠時間などもアイテム収集を行う事によって、効率的にヒーローのパワーアップができそうですね。
まとめ
9Lives Arenaゲームシステムと特徴についてまとめました。
とにかくこのゲームは要チェックですね。グラフィックから操作性まで、これまでのDappsとはかなり差別化されているゲームだと思います。
もちろんゲーム性もかなり面白い仕組みが用意されているので、多くのユーザーが心待ちにしている仮想通貨ゲームともいえるでしょう。
Enjinを採用しているゲームはクオリティの高いものが多いので、こちらの9Lives Arenaも今後の進捗を見逃さないようにしていきたいと思います。
また9Lives Arenaだけでなく「Enjinの技術を採用している仮想通貨ゲーム」は、かなり面白そうなものが多いので、こちらもあわせてチェックしてみてください。