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Zilliqaとは?スケーラビリティ問題を解決するシャーデングの解説

スケーラビリティ問題を解決するためのジリカのシャーディングについてまとめました。初心者にも分かりやすいように簡単な言葉で説明しています。

Information

弊サイトで掲載される記事内には取引所のプロモーションを含むものがございます。

また掲載プロジェクトのプロモーションについては個別で記載いたします。

初心者向け構成

スケーラビリティに関する記事は専門用語が多く出てくるので非常に難しいです。ですのでこの記事ではなるべく難しい用語を使わずイメージだけでも掴んでいただけるようなものにしていきます。

Zilliqa(ジリカ)とは?

ジリカ Zilliqa 特徴 シャーディング ブロックチェーン スケーラビリティ

スケーラビリティ―問題を解決するために考案されている、新たなブロックチェーンのプロジェクトです。

スケール問題を解決するための特徴が取り入れられており、注目を集めるものとなっています。

ではまずはスケール問題を解決する特徴の前に、スケーラビリティ問題とはいったい何なのかについて学んでいきましょう。

スケーラビリティ問題

ジリカ Zilliqa 特徴 シャーディング ブロックチェーン スケーラビリティ

仮想通貨に携わっているとよく耳にするのが、このスケーラビリティ問題ですね。簡単に言うと、取引量が処理能力を超えてしまいパンクしているイメージです。

簡単にまとめるとこのスケーラビリティ問題によって起こる現象は以下の通りです。

  • 送金手数料(ガス代)の高騰
  • 取引処理の遅延

この2つの原因について説明します。

送金(取引)手数料の高騰

ブロックチェーンの処理の仕組み上、高い手数料を払った人から取引の処理が行われます。なので処理を早く行いたいという人が増えるにつれ手数料が高騰していくのです。

昨年末のビットコインの送金手数料の高騰や、イーサリアムのガス代の高騰など、全てこのことから来ています。

現状ダプマでも取り上げている仮想通貨ゲームでは、一時期アイテム購入費用1,000円に対して手数料3,000円というものまで見たことがあります。

これでは何もする気が起きなくなってしまいます。

取引処理の遅延

また取引処理の遅延については、ブロックチェーンの処理の仕組みが関係してきます。

Aさんが手数料100円で処理を行ってくれと申請を出しても、あとからBさんが500円払うから優先してね。というように手数料で優位に立つとAさんの処理は先に申請を出したにも関わらず後回しにされます。

Bさんの処理が終わってやっと処理が行われると思った矢先、Cさんが300円払うから…となるとAさんの処理はどんどん後回しになることに。

これが取引処理の遅延が起こる理由です。

体験したことがある人ならわかると思いますが、送金の圧倒的早さと言って世の中に出てきた仮想通貨でも1日以上取引が未成立なんてこともありました。

シャーディングで対策

ジリカ Zilliqa 特徴 シャーディング ブロックチェーン スケーラビリティ

ジリカのスケーラビリティ問題に対する対策としては、シャーディングという技術が上げられます。

画像で言うと今までは100の取引の取引を8個のノードで検証していたとします。しかしこのノードは1つのグループとして成り立っているため、8個のノードそれぞれが全ての取引を検証しているようになっていました。

※ノード⇒検証する機械の数というイメージでOK

対してシャーディングというのは、このグループを分けてしまうのです。

検証作業を分散することで、作業の負担を軽減します。

この場合だと100の取引を2つのグループに分けることによって、1ノードの検証数は50に軽減されます。

単純に処理速度だけの比較をすると、ビットコインの約350倍、イーサリアムの約165倍ほどの処理速度となります。

しかしグループを分けてしまうということは、検証数も減ることから、セキュリティ面で不安が残るのではないか?という問題が出てきます。

そこでジリカがとっている対策はこうです。

セキュリティ

ジリカ Zilliqa 特徴 シャーディング ブロックチェーン スケーラビリティ

グループの3分の1のノードを占めるとトランザクションの停止ができ、乗っ取り行為を行おうとすると3分の2のノードをが必要となります。

なのでシャーディングを行うにあたっては以下の対策が取られています。

  • ランダムグルーピング
  • 1グループに入れるノードは600~1000

この2つによってシャーディングの安全性は保たれます。

ランダムグルーピング

ランダムにグループを作ることによって、悪意のある攻撃者を意図的に集めないようにしています。

グループの数を増やしてしまうとどうしても、中のノードが減るため、自由にグループを作れてしまうと比較的簡単に乗っ取りなどが行えてしまいます。

なのでグループをランダム化することによって、悪意のあるノードを集まりにくくしようというわけです。

1グループに入れるノードは600~1000

ノードの数が少なすぎるのも乗っ取りが容易になる原因になります。

ですので、ジリカでシャーディングを行う場合のノードは1グループあたり、600~1000と決められています。

これは計算上で実証されていて600のノードがあった場合は、3分の1を占める確率だけでも0.000001%なのだそうです。

これだけ確立を低くできれば安全性は保たれることでしょう。

データフロースマートコントラクト

最後はこちらです。

ジリカは独自のスマートコントラクト言語を開発したことにより、複数の指令を同時に出すことも可能になりました。

この言語は一般的に利用されているSOLIDITY言語よりも簡単に利用できるようなので、更なる開発者の増加も見込まれています。

まとめ

まとめ

今回はスケーラビリティに対応するジリカの特徴について紹介しました。

技術面の話だったので出来るだけ専門用語を使わずに解説したので、ぼんやりとしたイメージくらいはついたでしょうか。

まあ簡単にまとめると

  • シャーディングで処理の高速化
  • データフロ―スマコンで複数の指令

この2点が可能になるという事です。特にセキュリティについての技術はかなり考えられていると思うので、今後も注目しておきたいプロジェクトとなるでしょう。

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