メタマスク|ETHステーキングのやり方と手順を画像で解説
ETHステーキングが可能に
メタマスクから直接ETHのステーキングが可能になりました。
この機能ではLido、Rocket Poolを介してETHのステーキングができるようになっており、ユーザーは報酬としてstETHやrETHの獲得ができるようになっています。
※stETH・rETHはETHと1:1の価値を持つ通貨
ステーキングはETHを増やすための1つの手段。
誰でも簡単に少額からETHのステーキングを行えるようになったので、今回はこのやり方や出金方法、各種リスクなどについて解説を行っていきます。
ステーキングのやり方
ステーキングの手順
-
Stakeページにアクセス
-
プロバイダーを選択
-
ステーキングの設定・申請
ステーキングは上記の3ステップで行えます。
本当に難しい操作は一切ないですが、次はよりイメージをわかりやすくするため画像を使って、それぞれの手順を見ていきましょう。
まだメタマスクを用意していない方は、下記で入手と設定を行っておいてください。
メタマスク|ウォレット作成と使い方を解説
Stakeページにアクセス
まずはStakeページにアクセスします。
メタマスクを開くことでポートフォリオサイトという表示があるので、こちらを選択することで、ステーキングが行えるページにアクセスすることが可能です。
あとはメニューのStakeを選択すればOK。
アプリの場合は以下のURLをメタマスクのブラウザで開くことで、アクセスができるようになっているので、ぜひこちらも活用してみて下さい。
プロバイダーを選択
次はプロバイダーの選択です。
現状メタマスクのステーキングでは、以下の2つが用意されています。
- Lido
- stETHを報酬で獲得
- Rocket Pool
- rETHを報酬で獲得
報酬であるstETH・rETHはETHと1:1の価格を保つよう設計された通貨。
もちろんそれぞれの信用性などもありますが、基本的には好きな方を選んでステーキングの設定を行うようにしてください。
選択するときはStakeというボタンがあるので、そちらを選択しましょう。
ステーキングの設定・申請
ステーキングの設定は以下の2つを入力。
- アカウントの選択
- 預け入れる金額を入力
この2点を入力した後は、下記のReviewを選択します。
またReviewの上には、月や年でどれくらいのステーク報酬が獲得できるかの予測が出てくるので、こちらもあらかじめ確認を行って申請を行って下さい。
Reviewを選択するとメタマスクが起動します。
あとはこの起動した状態からトランザクションを送信し完了すれば、ステーキングの設定は終わりなので、興味のある方は試してみるといいでしょう。
ステーキングが実行されれば上記が表示されるようになります。
自分の収益やその時の年利なども確認できるようになっているので、ステーキングを実行した後は、このページも確認してみて下さい。
ETHの入手
ETHの入手は国内の仮想通貨取引所で行えます。
特にBit TradeあればETHを安く購入することができ、その他の取引所よりも手数料を安く抑えられるのでおすすめです。
登録から購入まで素早く行えるので、こちらは以下の手順をご参考ください。
ETHの買い方|安く早く購入するやり方
出金方法
現在ステーキングの預入金と報酬は引き出しができません。
こちらは今後イーサリアムのアップデートやそれらにLidoやRocket Poolが対応することで可能となる予定なので、しばらくは放置しておく必要があります。
ただ報酬はメタマスクのスワップでETHと交換可能です。
報酬のスワップを行う場合は、ステーキング画面の…を選択することでSwapの項目が出てくるので、そこから通貨の交換を行うことができます。
そのため早めに資金を引き出したい方は活用してみて下さい。
リスクについて
ステーキングは単に稼げるというだけで始めるのは危険。
もちろんリスクはあり、知らないままステーキングを行ってしまうと逆に資産を減らしてしまう可能性があるので注意しておきましょう。
現状考えられるリスクは以下です。
- ETHの価格下落
- stETH・rETHの価格乖離
- サービス提供側の破綻
- バグやセキュリティの脆弱性
こちらも知っておくべき内容なのでそれぞれ解説します。
ETHの価格下落
まずはETHの価格下落です。
もちろんステーキングを行うことでETHの枚数は増えますが、その間もETHの価格は変動しているので、下落が進むと法定通貨建てでマイナスになることも。
- 下落時の例
- 開始時
- 1ETH=10万円
- 終了時
- 1ETH=5万円、報酬=0.1ETH=5千円
例えば上記が一例です。
最終的な報酬を合わせれば1.1ETHとなりますが、日本円ではマイナス。
仮想通貨のステーキングを行うときは、このようなことも想定されるので、しっかりと収益を出したい場合は、ショートなどを活用してヘッジをかけておきましょう。
ヘッジの考え方などは下記で解説を行っています。
ショートの活用法|資産を確保する重要な考え方
stETH・rETHの価格乖離
stETH・rETHの価格乖離にも注意です。
前提としてstETH・rETHは、ETHと1:1の価値を持つ通貨ではありますが、こちらは絶対にその価値を保つというわけではないので覚えておいてください。
過去にも色々なことが原因でstETHは大きく価格が外れたこともあります。
今回のステーキングの仕様では、預けたETHを一旦stETH・rETHに変換する形をとっているので、価格乖離が起きてしまうと損をする可能性も。
このようなリスクもあるということは覚えておきましょう。
サービス提供側の破綻
このステーキングサービスは、あくまで第三者機関に委託するもの。
そのため、その第三者機関が破綻してしまうと資金の返還も行われない可能性があるので、こういったリスクも踏まえステーキングを行って下さい。
※LidoやRocket Poolの信頼性は高いですが用心は必要です
バグやセキュリティの脆弱性
もちろんコードのバグやセキュリティの脆弱性もリスクです。
メタマスクからステーキングを実行するまでの間には色々なスマートコントラクト(ブロックチェーンのプログラムのようなもの)があり、そこにバグがある可能性も。
もちろんLidoやRocket Poolはこれまでの実績もありますが注意は必要です。
これは今回のステーキングに限らず、仮想通貨など全体で言えることですが、新興サービスやアップデート後にバグなどは見つかることも多いので覚えておきましょう。
まとめ
メタマスクでETHをステーキングする方法を紹介しました。
もちろん紹介したリスクもありますが、ある程度の運用実績のあるサービスを利用しているので、まだ訳の分からないサービスで利用するよりは安全性は高いです。
また個人でいくらからでもステーキングができるのは魅力的。
もちろんガス代はかかるので、その分のカバーする利益を考える必要はありますが、かなり手軽にETHを増やせるようになったので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
ステーキング中はヘッジをかけることも重要なので、こちらは以下をご参考に。
ショートの活用法|資産を確保する重要な考え方
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