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実験!イーサリアムのL2 Optimismでガス代はどれくらい下がる?

イーサリアムのL1ネットとL2ネット(Optimism)を使用した場合、どれくらいガス代が下がるのかを実践してレビューしてみました!

Information

弊サイトで掲載される記事内には取引所のプロモーションを含むものがございます。

また掲載プロジェクトのプロモーションについては個別で記載いたします。

OPトークンのローンチとClaimがスタート

イーサリアム互換のL2であるOptimismがOPトークンをローンチ。

以前よりこちらは利用者などにエアドロップの配布も決定しており、すでに対象者はトークンの請求(Claim)ができるようになっています。

このトークンはすでに複数の取引所に上場。

KucoinやBybit、Gate.ioなどで取引が可能です。

特にBybitでは取り扱い開始後、14ドルまで価格を伸ばしていますが、現在は全体相場として1.5ドル付近となっているので、今後の価格推移についても注目。

なお、Claim対象者は下記のページからトークンを請求できるようになっています。

Claimページ

L2はガス代対策になる?

Optimism ETH

今回はちょっとした実験記事!

NFTやDeFiなどで注目を集めるイーサリアムですが、1つの問題としてガス代(トランザクション手数料)の高騰が上げられています。

ただこのガス代高騰もL2の技術で改善しようという動きも。

そこで今回は実際にL1(通常)とL2(スケールソリューション)でかかるガス代を比較してどれくらい違ってくるのかを検証してみました。

感覚的にはわかっていても実際どれくらい出来るか把握することも重要だと思うので、ぜひこちらもチェックしてL2の有用性を確認してみて下さい。

今回の実験

イーサリアム Optimsm

最近の仮想通貨業界ではDefiブームが加速していますが、その中でも我々ユーザーにとって取引手数料に当たるgas代は重要な問題です。

今回は夏にリリースされたイーサリアムの代表的なL2の1つであるOptimismを実際に利用し、L1とどのくらいgas代が変わるのかを検証してみたいと思います。

今回はイーサリアム上の代表的なDEXであるUniswapでのガス代を比較。

UniSwap公式発表の文章

Uniswap公式の発表通り、こちらはまだAlpha版という事なので実際に試す場合は余剰金でチャレンジすることをオススメします。

処理速度としては公式の記載がある通り、Uniswap on OptimsmではイーサリアムのL1に比べて10倍相当のgas代が節約ができるとしています。

また、今後はこのトランザクションスピードもさらに改善していくとのことです。

Optimism

L1(通常)のガス代

L1ガス代の例

まず通常のUniwsapで交換を行います。

今回は約60ドル相当のBATトークンをETHに交換しました。

Gas代はおよそMedium(30秒以内程度)の処理速度で3,000円となりました。(泣)

Uniswap

L2(Optimsm)のガス代

L2デポジット

続いてUniswap on Optimsmを使ってみたいと思います。

まず最初にL1からL2に資金を移動します。

このOptimsmの最初のApprove作業のGas代が96ドルかかりました。

※これは初回のみ

デポジット実行画面

そして資金の移動にかかるgas代を合わせると、最初にOptimsmに資金を移すのにおよそ135ドルとなります。(ただしこれはあくまで初回のみです)

L1からL2への資金の移動はおよそ数十分間で完了します。

Confirmされると、Optimsm上でUniswapが使用できるので早速試してみましょう。

L1と同様に60ドル相当のETHをDAIに交換してみます。

トランザクション

実際に試したところ、Gas代はなんと0.00086ETHでした。

記載時のレートで計算すると約2.7ドルで、L1での手数料の26ドルからだいたい10分の1まで下がっていることが分かります。

これはめちゃめちゃ安いですね!正直びっくりしました!

これで高いgas代生活とはさよならできますね。

ただし、まだAlpha版である事やOptimsm NetworkからL1への引き出しには1週間の時間が必要なのでこちらもご留意下さい。

Optimism

Optimsmを使った感想

さて、今回イーサリアムL2のOptimsmでUniswapを使ってみました。

Gasの比較としては下記に結果をまとめておきます。

L1(通常)L2(Optims)
入金 -134ドル
※初回のみ
交換26ドル2.7ドル
合計26ドル136.7ドル
     

このようにOptimsmではL1から資金を移す際に初回のみgas代がかかりますが、それ以降のトランザクションのgas代はL1に比べて10分の1まで抑えられています。

L1への資金の引き出しも1週間程度時間がかかる点も注意が必要ですが、それ以外はデメリットはなくL2で高速かつ低いgas代を試すにはおすすめです。

また今回実験したOptimsm以外のスケールソリューションも充実してきています。

このようなソリューションが広がっていくことで、gas代の高騰を気にせず色々な場面でETH系のDappsにアプローチしやすくなることも楽しみです。

Guide – Polygon

MATIC|ネットワークの接続と入金方法

OPトークンについて

OPトークン

OPトークンはOptimsmのガバナンストークン。

簡単に言えばこのOPトークンの保有者がOptimsmの運営方針を決定する投票に参加することができ、プロジェクトの方向性を決定することが可能です。

※具体的にはガバナンス基金やアップグレードなどのインセンティブの配布に投票

現状ではBybitやバイナンスの世界的な取引所でトレードできるようになっているので、こちらもチェックしておくといいと思います。

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