ビットコイン価格予想!AIに聞いた今後のシナリオは?のお遊び企画
今回は最近リリースしたChatGTP o1 Proを使ったお遊び実験です。
GTP o1 Proの蓄積データの不足(2023年10月時点まで)や今後の情勢など不確定要素も多いため、推論された内容を保証するものではありませんのでご了承ください。
GTPに価格予想はできるのか?
※GTPとのやり取りの内容は要約しています
まず現状のGTPを知ろう!ということで以下のように質問。
ダプマ(筆者)
ビットコインの価格予想はできる?
そして以下が回答。
GTP o1
私のモデルでも「これから先に起こること」を正確に当てることは困難です。
特にビットコインの価格は世界中の人々の考えやお金に関わるニュースなど色々な要素が絡むため、「これからの値段が絶対こうなる」とは言えません。
しかし、あくまで可能性の予測らしきものを作る力は強くなりました。
前提としてGTPは以下の要素を元に推論を行うらしい。
-
過去のデータ分析(テクニカル)
-
ニュースなどの出来事(ファンダ)
-
市場参加者の気持ち(センチメント)
-
他の金融市場との比較
これらをもとに複数パターンのシナリオ想定する。
まず自分ができることとしては、この予測がどれくらい正確に行えるか、また理論的に考察されているのかテストすることだ。
GTPと筆者の知識には時間軸の差がある。
GTPは2023年10月時点のデータ。対する筆者はリアルタイム情報を追っているため、12月10日時点の価格予想やニュースなどは把握している。
これをうまく利用しよう。
ファンダメンタル推論テスト
テストのやり方は簡単だ。
2023年の知識をもとに2024年12月時点でのBTCの価格を予想してもらえればいい。
もちろん回答は複数パターン来るであろうが、その中から最も現状に類似するシナリオを見つけ、そこから導き出された予想価格がどれだけ近いかを見てみる。
ダプマ(筆者)
今の知識を元に2024年12月時点でのビットコインの価格予想をしてみて!
GTPからの回答は最もらしいファンダメンタル要素を上げてきた。
半減期後の強気相場、利下げによるリスク資産への資金流入、ETF承認・機関投資家の参入、これらが加味された時の市場参加者の動向など。
これらを踏まえたシナリオは3パターン用意された。
- 強気シナリオ
- 予想価格:7~10万ドル
- ETF承認やマクロ経済の安定化からビットコインが再評価
- 中立シナリオ
- 予想価格:7~10万ドル
- 半減期などポジティブ要素はあるがマクロ不安などの懸念も
- 弱気シナリオ
- 予想価格:3万ドル前後
- 世界経済の後退、ETF承認が遅れ、各国での規制を懸念
ほう、素晴らしいではないか。2024年現在を知る筆者からすれば、完全にGTPの予想した強気シナリオの状態となっており、価格予想もかなり的を得ている。
そして次のヒントをGTPに与えた。
ダプマ(筆者)
ETF承認、トランプ政権の復活による仮想通貨市場への好意的な施策、大手企業のポートフォリオへのビットコイン導入。これらを加味した新シナリオを立てて。
新たな情報を得たGTPは再度シナリオを生成する。
- GTP o1
- 保守的な強気予想:7万~9万ドル
- 強めの強気予想:9万~12万ドル
2024年12月時点のビットコイン価格は、明らかに強気な状況となります。
2021年の最高値が6万9000ドル付近であったことを考えると、2024年末にはこの水準を突破した新たな上昇局面に入るシナリオが描けます。
心理的節目(10万ドル)への挑戦もありますが、ETF承認後の流入や政策サポート、大企業導入で市場がさらに盛り上がれば、到達を後押しする可能性が高いです。
若干、予測価格に大きな幅はあるものの、高値突破や10万ドル到達の予想はその通り。
以前のGTPのモデルであれば、いくら新たなヒントを追加しようと要素の内容だけが更新され価格にはさほど影響がなかった。そのことを考えると大きな進歩だ。
そしてファンダメンタルの推論はもうお腹いっぱいとなり、次に移行することした。
テクニカル推論テスト
次はテクニカル分析に挑戦する。
このGTPのモデルは数学的思考などが強化されているとのことなので、テクニカル分析においても大きく期待ができるだろう。
ダプマ(筆者)
次はチャートから見るテクニカル分析を行い価格の予測を行ってみて。
先にいうと、この問いに対する回答は微妙な部分も。
おそらくではあるがこれまでの蓄積データとGTPの最新データ(2023年10月のみ)が混在し、数的な提示を行う部分が曖昧となり、理解するのに苦労した。
ただ、言っていることとしては正解な部分が多い。
レジスタンスラインのブレイクからの上昇トレンドの明確化、フィボナッチによる価格予想、移動平均線による強気相場の判断。
この他にも数点要点があげられていたが、まとめて以下のシナリオを提示してきた。
- 夏から秋にかけて最高値に挑戦
- 出来高を伴ってブレイクに成功
- MACDが強気ゾーンで拡大
- 週足レベルでも上昇トレンドラインに沿う形に
- フィボナッチでは10万ドル前後を意識
- ボラティリティを伴いながら、8~10万ドルのレンジへ突入
結果的には大体合っている。
2023年までの知識しかないのにここまでとは。あとはまたチャートのヒントを渡すこととファンダメンタルを合わせた予測を行わせれば、今後の展開も想像できそうだ。
今後のビットコインの推移
ある程度の出力ができることを確認した後にやることは1つ。
これまでの考察+現時点での情報を組み合わせた形で、今後のビットコインの推移を予想する。
ダプマ(筆者)
このチャートは2024年12月までのビットコインの価格推移を表したものです。
これまでの推論シナリオとこのチャートを見比べて、2025年3月時点でのビットコインの価格を予想してみてください。
GTPは再び与えられた情報を元に解析を始める。
適当に画像を与えたつもりであったが、GTPはビットコインが10万ドルを突破したことなどしっかりと把握し、内容に反映させていた。
GTP o1
10万ドルは強い心理的節目であり、短期的な利益確定売りが出やすいポイント。
チャート的には、大型レジスタンスを抜けた後の「再テスト」や「押し目」の形成過程と見なすことができます。
また年末に向かう時期も手伝って、市場参加者は一旦ポジションを整理し、次の方向性を探ろうとしている段階と考えられます。
しかし、依然としてETF承認などの前提条件は有効となり、短期的には乱高下があっても、中・長期的には「値固め」の過程と解釈できます。
過去の事例も踏まえ的確に回答している印象。
また次にシナリオを提示してくるのだが、好材料のヒントを与え過ぎた結果かGTPは上昇ともみ合いのみの強気なシナリオを提示してきた。
- 強気継続シナリオ
- 価格予想:12万ドル~15万ドル
- 97,000ドル付近で値固めを行い10万ドル超えを再トライ
- ETFや企業からの流入で9万ドルは強いサポートを形成
- 今後RSIやMACDがクールダウンし上昇余地が発生
- もみ合いシナリオ
- 価格予想:9万~10万ドル
- 短期的な不確定要因があってもファンダメンタルは強気を維持
- 長期保有層にとっては押し目買いの好機
最低でも9万ドルというのはなんとも強気な見解。
正直、これまでの乱高下を見てきた者としては、もう少し下がるシナリオも十分考えられると思ったが、頭のいいGTPは見えてる世界が違うのだろう。
そして最後にGTPはこう締めくくった。
GTP o1
現状は、強気トレンドの中での「一服・押し目形成」の段階と捉えられます。
2025年3月までの数ヶ月で、この押し目固めを経て再度上昇エネルギーが蓄積されれば、10万ドルを再突破し、その上の12万ドル~15万ドルを目指す強気シナリオが展開される可能性が高まります。
あくまでこれは前提条件が維持された場合の一例であり、市場には常に不確定要素が存在します。
しかし、今回追加されたヒント(既に10万ドル到達経験がある状況)は、市場が一段高いステージに移行したことを示唆し、強気バイアスをさらに強める材料となり得ます。
まとめ
今回はAIを活用したお遊びにお付き合いいただき、ありがとうございました。
昨今ではAIの進化も仮想通貨市場と同様に早く、驚きを隠せない部分はあるので、この予測がどこまで近くなるのか楽しみでもあります。
まあ、個人的には与える情報不足などは否めませんが…。
ただ今回は不足とは言え、2025年の3月までと近い未来の予測を行ったので、この予想が当たるのか、また的外れだったのか気になるところ。
皆さんもぜひこの結果がどうなるか楽しみに待ってみてください。
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