OpenSea(オープンシー)登録の手順から基本的な使い方を解説
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オープンシー(OpenSea)って?
ブロックチェーンゲームで使用するアイテムやキャラクターの取引所です。
まだゲーム内では売買ができないアイテムも、オープンシーではやり取り可能になっていることがあるため、スタートダッシュを決めたいときに利用するといいでしょう。
オープンシーの登録
基本的に登録というものはありませんが、ブロックチェーンゲームで使用するメタマスクとの連携が必要なので、ウォレットにログインした状態でオープンシーを開いてください。
メタマスクにログインしていなくても、オープンシーの中身を確認することは出来ますが、売買が出来ないので最初からログインしておくことをおすすめします。
主なコンテンツ
オープンシー内で出来ることとしては主に以下のものとなります。
- Marketplace
- Stream
- Dapps
- Wiki
- Chat
- FAQ
- Account
この7つになります。
まずは簡単に解説します。
Marketplace
ゲームアイテムやキャラクターの売買を行う場所です。
左側に記載されているゲームを選択し、目的のものの取引を行います。
目的のアイテムやキャラクターがあった場合は、そのままクリックして購入画面に進み売買を行います。
また検索やソート機能があるので、活用する事によって自分の探しているゲームアイテムを簡単に見つけることが出来るでしょう。
Stream
各ゲームでのアクティビティがリアルタイムで更新されています。
どのゲームが活発に遊ばれているのかなども把握できるため、今流行っているdappsは何なのかを知ることも出来ます。
また設定を変えることによって、オープンシー内でのアクティビティを確認することも可能です。
これらのアクティビティを確認することで、マーケットの調査もできるのでかなり便利です。
売れ筋アイテムを探してみるのも楽しいかもしれませんね。
Dapps
各ゲームに該当するゲームアイテムを確認することが出来ます。
- 新着順
- 安い順
- 高い順
この3つの分け方がされています。
もちろん気に入るものがあれば、この画面からもアイテムを購入することは可能です。
Wiki
選択したゲームのウィキに飛びます。
しかし現状ここに記載されているゲームは6種類と取り扱っているゲームよりかなり少ないものとなっています。
Chat
オープンシーのディスコード(SNS)に飛びます。
基本的には英語でのやり取りとなります。
FAQ
オープンシーのFAQです。
英語での記載となりますが、グーグル日本語翻訳などを行えば、ある程度の概要はわかるでしょう。
Account
自分の持っているアイテムの閲覧やアクティビティの確認、オープンシーから受け取るメールの設定が出来ます。
また出品もここから行えるので覚えておきましょう。
オープンシーの使い方
では実際にオープンシーでの売買方法について見ていきましょう。
オープンシー自体日本語に対応はしていませんが、直感的にわかりやすいので英語が苦手な方でも問題なく操作ができると思います。
左側メニューを使いこなそう
オープンシーでアイテムを購入するときは、左側にあるカテゴリーメニューを使用するとスムーズに目的のものが見つかると思います。
まずは多くの中から目的のゲームをクリック
- キャラクター
- アイテムの名前
- 特徴
- ステータス
これらを絞ることが出来ます。
また販売中のものだけを表示する場合は、上部にあるFOR SALE ONLYをオンの状態にしておきましょう。
購入方法
購入方法はとても簡単です。
アイテム、またはキャラクターを購入するときは該当のものをクリック
詳細画面に飛びます。
購入を決定するときは、BUY THIS ITEMをクリック
この時にメタマスクを連携させていないと購入は行えないので、必ずメタマスクにログインした状態で購入手続きを行ってください。
メタマスクが起動したらSUBMITで、送金とトランザクションの生成を行えば購入は完了です。
売却方法
アイテムの売却はAccountから行います。
MY ITEMSの中から販売したいものを選択しましょう。
選択を終えると詳細画面に行きます。
問題がなければ、SELLのボタンを押し
- スタート価格
- 終了価格
- 販売期間
この3つを設定してください。
全ての入力が終わると、Sell Itemを押し、メタマスクが起動するので、購入と同じようにトランザクションを生成してください。
以上が、アイテムの売却方法です。
出品時のガス代が不要に
時折起こるガス代の高騰を受け、オープンシーが大幅なアップデートを行い、出品時のガス代が不要となりました。またオークションの期限切れのアセットについてもトランザクションを発生させず、自動で返却されるようになってので、利用する時のコストが削減されることとなります。
オープンシーの販売手数料は1.25%と、かなり格安な手数料となっているため、不要なアイテムはどんどん売ってお金に変えていきましょう。
複数のアセットをパッケージ売り
オープンシーでアセットを売却する時のかなり便利な機能が追加されました。
複数のアセットをパッケージ売りする方法です。こちらについても紹介します。
まずは先ほど紹介したように、売却するアセットを1つ選択します。選択後はSELLのボタンをクリックし次に進んでください。
売却方法として以下の選択が出てきます。
- Fixed price(固定費用)
- Auction(オークション)
- Bundle(セット売り)
ここでBundleを選択してください。
後は枠で囲ったところから、追加したいアセットを選択することができます。販売するものを選択した後はタイトルをつけて下さい。
最後にFixed priceかAuctionかの売却方法を選択し、売却の手続を進めることで、アセットのパッケージ売りができるようになります。
売り手にとっても買い手にとっても便利な機能なので利用して見るといいでしょう。
リファラ制度
Openseaでアフィリエイトが出来るらしい。出品情報シェアして分け前もらえるならありがたいので、登録してみました。#Opensea pic.twitter.com/IHTKunhrID
— KoheiAsada@イーサエモン没頭中 (@millionaireKA) 2018年11月27日
オープンシーのアセットでリファラリンク付きのアセットを販売することで報酬が手に入るようになっています。
現在はβ版となっており、販売価格の1%が報酬として手に入るようです。
またリファラが付いているアセットを探す方法としては、マイアカウントからマイアイテムなどのページへ遷移し、REFERRALSをクリックして下しさい。
緑のボタンがあるので、こちらをクリックすることで、アフィが設定されているアセットの一覧が出てくるようになります。
気になるアセットをクリックし、詳細ページへ行くことで、販売価格の下にEarnと書いてある部分があり、こちらをクリックすればリンクが発行されます。
後は発行されたURLをツイッターなどで宣伝すればOKです。このリンクを踏んでアセットの売買が成立した場合に報酬が支払われるようになります。
かなりお得な機能となるので、ぜひチャレンジしてみてください。
OpenSeaがSDKをリリース
Big update! Announcing the OpenSea JS SDK for building your own in-game marketplace, @godsunchained integration, our @warriders partnership, and much more: https://t.co/x3WFcXsTAG
— OpenSea (@projectopensea) 2018年8月16日
こちらは開発者向けの話題ですがOpenSeaのSDKのリリースを行いました。
開発者は自分独自のゲーム内マーケットを作成することができますし、何かしらのアービトラージボットも作成することが可能なようです。
自分で利益を出せるような環境が作れるようになっているので、コードがかける方にとってはかなりいいアップデートなのではないでしょうか。
またユーザーにとっても低コストで取引のできるマーケットができる可能性があるので、そちらにも期待しておきましょう。
まとめ
オープンシーの登録から基本的な使い方までをまとめました。
日本語こそ対応はしていませんが、操作性もかなり簡単なので英語が苦手な方でも問題なく扱えるでしょう。
またオープンシーのいい点としては、まだゲーム内では売買ができないアイテムの取引も行えることです。
ブロックチェーンゲームを始めるにあたり、スタートダッシュを決めたい方は積極的にオープンシーを利用していくといいでしょう。
また外部サービスを利用すれば、仮想通貨を使うことなく法定通貨(クレジットカード)でもアセットの購入が可能です。
こちらについては「Nifty Gatewayの使い方」で紹介を行っているので、ぜひこちらも合せてみてみてください。かなり便利な機能となっています。