Trust・Cipherwallet│トランザクションをキャンセル(上書き)する方法
トランザクションのキャンセル方法
人気モバイルウォレットのトラスト・サイファーウォレット編です。
以前メタマスクのトランザクションをキャンセルする方法は、下記記事で紹介させていただきました。
紹介をさせていただき、多くの反響と共にこのようなアドバイスもいただきました。
https://twitter.com/kyoronut/status/1000356684575916038
たしかに!!
完全に見落としていました。ありがとうございます。
ということで、今回はトラストとサイファーウォレットのトランザクションキャンセル方法について紹介させていただきます。
メタマスクの記事にも記載してあることですが
- トランザクション詰まりとは
- 解消のための方法
この2つから見ていきたいと思います。
トランザクション詰まりって?
トランザクションがなかなか通らない(詰まっている)状態のことです。
ブロックチェーンゲームでは、トランザクションを発生させることが度々求められますよね。
その時になかなかスムーズにいかないことってないですか?
上記画像のようにいつまで待ってもトランザクションは保留中
これでは先に進めません。
ではどのように対処を行えばよいのでしょうか。
ガス代の変更
トランザクションが通りにくい主な原因としては、ガス代が低いことが上げられます。
このようなトランザクションが通りにくい時はガス代(特にガス価格)を上げてあげることによって、他の人よりも優先的にトランザクションを処理してもらいましょう。
トランザクションを重複させない
保留中でなかなかトランザクションが通らないからと言って、同じ処理を行うと2重で処理が行われる可能性があります。
これは非常にもったいないことになりかねないので、1つに絞るようにしましょう。
ではここからが本番です。
この保留中のトランザクションをどうやって消すのか。
- トラスト
- サイファーウォレット
それぞれに分けて紹介します。
トラストの場合
トラストでトランザクション詰まりが起きた場合は、保留中となっている履歴をクリックしてください。
詳細情報が出るので、そこに書いてあるナンス値を覚えておきましょう。
その場はいったん何もせず、新たに送金またはトランザクションの生成を行います。
承認の画面で右上にある歯車のマークをクリックすることで、ガス価格のことや先ほどのナンス値を設定することが出来ます。
ここで先ほど覚えたナンス値に書き換えてあげましょう。
ナンス値を同じにすることで、先ほど保留中だったトランザクションを消す(上書きする)ことが出来ます。
後は最初の時よりも高めのガス価格を設定してあげることで、トランザクション詰まりの解消が行えます。
以上がトラストでのトランザクションをキャンセル(上書き)する方法です。
簡単ですが非常に役に立つので、トランザクション詰まりが起こった時は活用してみましょう。
サイファーウォレットの場合
サイファーウォレットの場合もトラストと基本的にやることは同じです。
トランザクションが詰まった場合、詳細画面よりナンス値を見つけます。
再度トランザクションを発生させる注文を出し、手数料調整画面でナンス値と手数料を設定しなおせばトランザックションは上書きされます。
こちらを見てもらうとわかるのですが、ガス価格が変わっているためトランザクションが上書きされたということが分かります。
以上がサイファーウォレットのトランザクションをを上書きする方法です。
両方とも簡単でしたね。しっかりと覚えて大きましょう。
まとめ
トラストとサイファーウォレット双方のトランザクションのキャンセルの仕方について解説しました。
難しいことは全然ないので、しっかり覚えておくといいと思います。
特にブロックチェーンゲームを触るときは、どうしてもトランザクション詰まりに悩まされることがあります。
その時は一度落ち着いて、対処をしてあげると良いでしょう。
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