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【レポート】NFTはバブル?市場の動向や今後の展開をリサーチ

NFTはバブル。この言葉が表すように、現在の市場はすでにピークが来ているのかを各方面から調べてみました。

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弊サイトで掲載される記事内には取引所のプロモーションを含むものがございます。

また掲載プロジェクトのプロモーションについては個別で記載いたします。

今回は海外のCNN BUSINESS及びyahoo!financeの記事を一部参考にしています。

今話題のNFTですが、儲かりそうというイメージだけで飛びつくと、ちょっと危険なイメージを持ったので、こちらの内容は把握しておきましょう。

現在のNFT市場はバブルなのか。

まだまだこれから盛り上がりを見せるのか。

直近の市場の動向を踏まえ、考察していきたいと思います。

NFT市場が盛り下がり?

NFT 取引ボリューム
  • NFT市場の盛り上がりは2月中旬がピーク
  • 約1ヵ月でNFTの平均価格は約70%近く下落
  • NBATopShotのTx数・売買額が減

NonFungible.comによると、2月下旬のNFTの平均価格は4000ドル以上となっていましたが、4/5時点での平均価格は、約1250ドルとのこと。

またNFT市場を牽引していたNBATopShotも少し落ち着いた印象です。

※TopShotは全体取引の64%を占める

NBATopShot 取引ボリューム

参照:evaluate market

こちらはピークを過ぎた3月からのデータですが、それでもトランザクション数や販売のボリュームは1/3~4にまで減少しているものとなっています。

※2月は1週で125m(単日平均は約17.8m)

また海外のコレクターも、この動向について発言しています。

特に2月(21日頃)に参加したユーザーの多くは、NBATopShotの市場加熱により、アセットを購入すれば、儲かるのでは?と言う思惑で入ってきたユーザーが多いとのこと。

結果的にこれらのユーザーは損切り含め、数日以上アセットを保有していません。

そのため、売れるアセットと売れない(価値の高騰が見込めない)アセットが明確に分かれ始め、TopShot自体のトレードボリュームも落ちてきているとのことです。

そもそもバブルなのか?

NFT 取引ボリューム

参照:THE BLOCK

正直現在はバブルと言える状況なのか?

そもそもはこの問題ですが、個人的にはまだバブルと言うには早そうです。ただそれは市場全体の問題であり、単一のNFTの価格のことではありません。

もちろん今後も、多くのNFTが高額売買されたという実績は出来ると思います。

ただこの価値のつきやすいNFTというのも、自然と精査されていくはず。

NFT 取引ボリューム

例えばTopShot内だけでも、ゲームが現在は開発中とのことなので、現在のアセットの価値基準もどんどん変わってくると感じています。

現在:選手>シリアルNo.>レア度

判断基準はまだ多くありますが、ざっくりとしたイメージは上記。

ゲームの仕様にもよりますが、今後はわかりやすくレア度が価値を決めるための比重が大きくなってくる可能性はありますし、その他の要素も入る可能性はあります。

NFT トレードボリューム ユーザー数

また上記はユーザー数とトレードボリュームの推移を表しています。

トレードボリュームについては、上記のグラフで一番いい時から直近を比べると、1/4以上減少していますが、ユーザー数は1/2にもなっていません。

つまりは、これまで加熱していた価格の相場が一旦落ち着きを見せたのかと。

しかし本質的なユーザーは残っていると考えると、今後のコンテンツの展開次第では、十分な可能性を秘めているようにも感じます。

あくまで個人的な考えですが、バブル崩壊と言うのは時期尚早と言えそうです。

近況の市場参入

先ほどはTopShotメインで考えましたが、少し視野を広げてみます。

特にここ最近では、NFT市場は世界的に見ても多くのユーザー・企業から注目されており、今まで考えられなかった一大企業や著名人が参入しています。

まず上記で言えば、ハイブランドの「GUCCI」が参戦。

また3月後半から4月にかけても多く著名人がNFTに参戦することとなり、販売を予定しているNFTも高額なオファーがかけられています。

また過去30日比でのマーケット全体のユーザー数は増加傾向。

マーケットプレイス ユーザー推移

そう考えると、NFT市場を形成する土台は広がってきていると言えそうです。

もちろん価格については、一時加熱感があったともいえるので、ユーザー数のような増加とまではいきませんが、こちらも思った以上の推移を見せています。

徐々にNFTの認知度が高まっているのは、言うまでもありません。

Harris Pollの調査によると、アメリカでのNFTの認知度は約81%。

しかしながら、すでにNFTに投資を行っているユーザーは全体の約12%となっており、まだまだ普及の余地も見て取れるとのこと。

コレクターの投資データ
NFT約22%
ビニールレコードなど約22%
スポーツの記念品約21%
マンガ約19%
約18%

特に何かしらのコレクターと自覚のある人は、上記の投資データが出ています。

単体で見ると、コレクターが最も興味をひかれているものの1つとして、NFTがあげられるのですが、よく見るとスポーツ記念品や漫画もNFTで作成は可能。

そう考えると、まだまだNFT市場がアプローチできる余力はあります。

現在はアートやコレクタブルで目立っている市場ですが、今後は色々な方向性のNFTがリリースされることで、今以上の盛り上がりを見せる可能性は十分です。

NFT購入検討の動向

NFT購入意欲
楽曲約36%
デジタルアート約35%
ビデオ約33%
ツイート約17%
エッセイ約13%

※複数回答なので計100%を超えます

おまけとして、NFT購入を検討している層の意欲は上記データとなっています。

上記を見るとわかりますが、NFTの流行も徐々に変化していくでしょう。

楽曲などは、まだそこまで注目を集めるNFTとまではなっていませんが、このデータを見る限りでは、次のムーブメントを起こしてもおかしくはありません。

また次々と大物も参戦しているので、この辺りは期待ですね。

参考例:SnoopDogg|限定NFTコレクションを販売

まとめ

まとめ

今回の内容をまとめると…

  • NFTの価格は精査される
  • バブル崩壊と言うのは時期尚早
  • 大手も参入しユーザー数増加も期待
  • 投資層は意外にまだ少ない
  • NFTの流行は変わっていく

全体的にまとまりが少ないので、情報をまとめると上記の考えです。

もちろんこれまでのNFTの価格高騰は、一部は過熱していたと思いますが、これからの新規ユーザーの余地や参入企業を見ると、まだまだ余力はありそう。

ただこれが転売で儲かりそうだからと言って、飛びつくのは危険です。

NFTの認知も、ゲームアイテムからアート・コレクタブルに変わったように、今後はさらに違った形での認知も広がってくると思います。

その時に備えて、色々な方面から情報収集を行うことが重要となるでしょう。

もちろん自分の趣味で集めるNFTは、自分の納得する価格で購入してOKです!

Check:NFTの活用例|すでにある実用例を紹介

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