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IOSTとは?Dappsに活用可能な次世代ブロックチェーンの特徴

IOSTとは?Dappsに活用可能な次世代ブロックチェーンの特徴

シャーディング技術を応用した、次世代のブロックチェーンと言われるIOSTの特徴とどのようなDappsに活用されていくのかをまとめました。

IOSTとは

IOST blockchain ブロックチェーン Dapps

IOSTとは、様々なDappsや既存のオンラインサービスにも活用できる分散型アプリケーションを構築するプラットフォームです。

既存のETHなどの仮想通貨では、アマゾンやその他のオンラインサービスの決済などにはトランザクションが追い付かないという問題点(スケール問題)がありますが、このIOSTであれば、高速トランザクションと言う特徴があるので対応は可能です。

またこのIOSTは今後この高速トランザクションの特性を活かし、Dappsの構築を行うプラットフォームとしても活用される予定となっているので、シームレスなブロックチェーンアプリが登場するのでは?と期待がされています。

ここではこのIOSTの特徴がとういったものかを解説し、今後どのようなDappsに活用されていくのかをまとめていきたいと思います。

特徴は

IOST blockchain ブロックチェーン Dapps

まずIOSTの特徴について見ていきましょう。

IOSTの主な特徴は以下となります。

  • 高速トランザクション
  • コンセンサスはPoB
  • JavaScriptで構築可能

それぞれ簡単に解説していきます。

高速トランザクション

まずは仮想通貨全体の問題としてあげられているスケール問題についてです。

現状イーサリアムは7~15TPS(Tx/秒)となっており、これではまだオンライン上の決済や送金の処理には足りないものと言えます。

もちろんサイドチェーンやその他の技術で、スケール問題を解消しようとはしていますが、まだセキュリティ面の不安などで、完璧にこの問題を解決して実装されているというものは、ないというのが現状です。

ただこのIOSTについては、サイドチェーンなどのスケール問題の対策を使用せず、全てオンチェーン上で、高速トランザクションができるような設計されています。

この処理にはシャーディング技術を採用しており、現段階(テストネット)の状態でも8000TPSを達成し、最終的には100,000TPSまで引き上げることが目標のようです。

コンセンサスはPoB

IOSTで採用されているコンセンサスアルゴリズムはPoBです。

こちらはあまり聞きなれないと思うので、簡単に説明します。

このPoBは「ユーザーの通貨に対する貢献度+ステークされたトークン」に基づいて承認者(バリデータ)を選出する仕組みです。バリデータを選出する仕組みはDPoSなどでも採用されていますが、こちらは投票制のため、参加者が少ないという欠点があります。

これではうまくバリデータの選出ができていないという懸念があるため、IOSTでは、投票制ではなく貢献度などによってバリデータを決定するというわけです。

承認者を立てることによって、トランザクションの承認は早くなるのは間違いなく、IOSTでも実現されている高速トランザクションが生み出せる要因となっています。

※貢献度はトランザクション数とその質

JavaScriptで構築可能

またIOSTを使ったDappsの構築はJavaScriptで行えるようです。

イーサリアムであればSolidityなど専門的なプログラミング言語の知見がないと簡単にはDapps(関連サービス)の開発を行う事は出来ません。

そうなると既存の開発者は、1からこの言語を覚える必要があるため、かなりの時間とコストがかかってしまう事となります。しかしJavaScriptで構築可能であれば、既存の開発者の参入ハードルもグッと低くなることでしょう。

そうすることでIOSTを使う開発者も一気に増える可能性は十分にあるので、このプラットフォームから革新的なDappsが出てくる可能性が高くなると言えます。

こちらも期待したい部分ですね。まずはユーザーのハードルも大事ですが、開発者の参入ハードルを下げるということもDappsが普及する上でかなり大事と言えるでしょう。

Dappsの注力分野

IOST blockchain ブロックチェーン Dapps

また現在はDappsの設計を推進するために、IOSTは様々な業界の有力企業とパートナーシップを結び、今後の展開に備えています。

そしてこのパートナーシップを結ぶ上でIOSTが注力しようとしているビジネス分野は以下の通りとなっています。

  • 慈善事業

寄付やクラウドファンディングなど

  • アート

所有権の移行、記録保持、アーティストへの支払い

  • ソフトウェア開発

レベニューシェアと著作権(IP)など

  • 教育

学歴と証明書、リモート学習、費用と決済

  • フィンテック・保険

国際送金、ファイナンシング&ローン、信用格付けと記録保持

  • ゲーム

コレクション、アセット、決済、資金調達など

  • サプライチェーン

認証と偽造、記録保持、企業間契約、エンド・トゥー・エンドの可視性と追跡

  • メディア&エンタメ

マイクロペイメント、アーティストへの支払い、P2P販売、デジタル所有権と公平な決済メカニズム

  • マーケットプレイス&イーコマース

オンライン決済、注文履歴の管理、清算と確定

これらのことが現段階でもユースケースとして発表されています。

このパートナーシップについては、今後も拡大していくことを想定しているので、ここで紹介しているものよりも、さらに広い活用が将来的には行われるでしょう。

ぜひこの進捗にも期待したいですね。

まとめ

まとめ

簡単にですがIOSTの特徴とDappsでのユースケースについて紹介しました。

チェーンの技術的にも、これは魅力を感じるプラットフォームとなりそうですね。トランザクションの高速化などのスケール問題へのアプローチも合理的に行われ、Dappsやオンライン決済などにも相性がよさそうと言う印象を持ちました。

こちらも進捗もチェックしておくといいでしょう。

また今回紹介した中で出てきたシャーディングと言うトランザクションの並行処理技術についてですが、こちらについてはすでにDappsでも使用されているものとしては、Zilliqaが有名なものとなっています。

基本的な仕組み等は変わらないので、シャーディングの概要を知りたい方は、「スケール問題を解決するシャーデングの解説」を合わせてご覧ください。

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