VIV3|Flow初のNFTマーケットプレイスの特徴と今後の展開
Flow初のNFTマーケットが登場
ビッグニュース❗️27日、Flowにとって初のNFTマーケットプレイスVIV3 (@VIV3com)がローンチされました🎉
— Flow Blockchain Japan (@flowbc_jp) January 28, 2021
VIV3はこれまで1か月ほどベータ版を運用してきましたが、その間に115点の作品が生み出され出品されました。またそのうち29点は、既に先月のうちに販売済です🎁
遂にFlowからNFTマーケットプレイスが登場。
クリプトキティやNBA TOP SHOT、Project Motoなど話題のブロックチェーンゲームと提携するFlowですが、このマーケットを見ると、意外なポイントも。
そこでここでは、このVIV3の特徴について解説します。
ゲームがメインのNFTマーケットプレイスになると思っていましたが、その他のNFTとの連動も行っていきそうなものだったのでチェックしておきましょう。
VIV3の特徴
まずはこのプラットフォームの特徴について解説します。
Flow自体にも色々な特徴がありますが、VIV3においては以下に注目。
- 包括的なNFTを掲載予定
- 有望アーティストも多数出品
- 手数料のかからない仕組み
- 二次流通における収益も確保
- USDCでデポジット可能
ユーザーに対して、色々なメリットがあるので紹介していきます。
包括的なNFTを掲載予定
まず1つ目ですが、このマーケットには様々なNFTが掲載されます。
特に意外だったのが、Flowとの提携は主にゲーム系が多いのですが、今のところマーケットはクリプトアートの掲載がメインとなっています。
もちろん今後はゲーム関連のNFTも掲載予定。
さらにはFlow自体がワーナーミュージックとも提携しているので、音楽ジャンルのNFTの掲載も行っていくのではないかと考えられます。
このように多種多様なNFTを掲載することで、多くのユーザーが訪れそうです。
有望アーティストも多数出品
このマーケットを盛り上げるため、有望なアーティストも登場。
彼らは多くの作品をこのVIV3で販売したのですが、すでに多くの作品が売り切れとなっており、根強いファンを持ち込むことができています。
「コールオブデューティー」「チャッピー」「ヘイロー」などのゲームをモチーフとした作品の制作実績があります🎞️🎮
— Flow Blockchain Japan (@flowbc_jp) January 28, 2021
私たちは、ベン・マウロのEVOLUTIONトレーディングカードゲームがFlowに登場することを光栄に思います🤗🎊
また今後も有名なアーティストと提携もしていく模様。
クリプトアートを製作・販売するなら、VIV3が最有力と言われそうな勢いなので、今後もどのようなアーティストが登場してくるのかが楽しみです。
スケールもかなり大きなものとなっているので、こちらも今後に期待ですね。
手数料のかからない仕組み
また個人的にすごいと感じたのは手数料が無料と言うこと。
これは売買においてではありません。
クリエイターがFlow上で作成するNFTのmint費用やトランザクションの費用は、全てVIV3が負担。ガス代で悩める時にこれは強いですね。
この施策が広がれば、VIV3を活用したNFT作成も増えることでしょう。
クリエイター登録には、申請が必要になります。
簡単な質問(作品の系統など)に回答するものとなっているので、興味のある方は、まずこちらに登録を行ってNFTの作成や販売を行ってみるといいでしょう。
NFT発行が無料と言うのは、クリエイターにとっては神システムと言えます。
二次流通における収益も確保
スマートコントラクトのデプロイやトランザクション手数料はVIV3が負担しますので、クリエイターは制作活動に集中していただけます。
— Flow Blockchain Japan (@flowbc_jp) January 28, 2021
クリエイターはVIV3での直接販売から87.5%、さらにマーケットプレイスでの取引についても最大10%の収益を得ることがます❗️
またクリエイターが嬉しいポイントとしてはもう1つ。
それは、自分が作成したNFTが二次流通で売買された場合には、その金額の最大10%が制作者に手数料として入ってくることです。
この仕組みであれば、1つの作品を生み出すだけでも大きな可能性が。
単に1回売り切りのものとしてではなく、作品が売買されればされるほど、作者の収益確保ができるようになっているので、こちらもVIV3の特徴と言えるでしょう。
USDCでデポジット可能
NFTを購入したいと思っている方にも朗報!
このVIV3は、Flowを活用したマーケットプレイスとなっていますが、USDC(ERC20)の入金に対応しているので、FLOWトークンがなくても購入が可能です。
VIV3に登録すれば、自動でウォレットが作成されます。
送金したUSDCの金額が、そのウォレットに反映するようになっているので、FLOWトークンがないという方も気軽に利用できるマーケットになっていると言えるでしょう。
今後の展開について
今後のマーケットの展開については、まずゲーム系のNFTに対応。
その他にも、先ほど述べたような音楽のジャンルにも手を伸ばしているので、NFTの楽曲なども出てくる可能性は十分にあります。
Dapper Labsも「アプリケーションが分散化される未来を作りたい」
こういっているように、単にゲームだけでなく、アート、音楽、さらにはそれ以外のジャンルのNFTもこのマーケットで扱われるかもしれませんね。
またFlowは、すでにDeFiの構築も行っています。
一部では、NFTを担保にしてそれらに対して、何かしらの通貨(FT)を貸し出すなどの構想もあるようなので、こちらの進展にも期待です。
NFTの質屋みたいなシステムができても面白そうと思います。
アート×DeFiが次のビジネスモデルになるとも運営が言っていたので、新たなジャンルのNFT掲載以外のものとしては、どうDeFiを活用してくるかも注目です。
まとめ
FlowのマーケットプレイスであるVIV3の特徴と今後の展開を紹介しました。
マーケットは1ヵ月のβを経てリリースとなりましたが、すでに多くのアート作品の売買が行われているので、今後の普及には期待です。
またこのFlowの展開については、AMAが参考になります。
この内容についても、過去に行われたものをまとめたものがあるので、Flowを知りたい方は、こちらもあわせてチェックしておくといいでしょう。
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