
【予測市場レポート】Backpack上場FDV予想|投資家が見る適正価格とは
本記事に活用したデータについて
本記事では予測市場Polymarket、およびプレマーケット(MEXC等)の最新データを参照しています(3/17時点)。
その他の予測市場とのデータの乖離など多少ある可能性がありますが、その点についてはご留意ください。
参照ページ$BPのTGEと適正価格の探り合い

3月23日に迫る「Backpack」のTGE(トークン生成イベント)。
生成時にはエアドロップも実施される予定となり、日本でも多くの対象者がいることから市場の熱狂が日に日に高まっています。
もちろんその中で投資家が気にすることは「結局いくらになるの?」という点。
今回は、先行して取引されている「プレマーケット」の価格や「予測市場」の客観的なデータ、競合プロジェクトとの比較から、$BPのFDVや適正価格を考察します。
上場後の着地点、ターゲット価格のそれぞれに触れるのでぜひご覧ください。
そもそもBackpackとは?

BackpackはオンチェーンIPOなど革新的サービスの提供を予定する仮想通貨取引所。
日本国内に対しては、資産運用やNFTの管理などもできる便利なウォレットアプリも提供しており、現在国内からも注目を集めています。
またBackpackは熱狂的なコミュニティも存在。
今やSolana環境において最も勢いのあるプロジェクトの一つとも言われているので、日に日に多くの注目を集めるものとなっています。
なぜ$BPは期待されるのか

ではなぜこの取引所のトークン$BPは注目されているのか。
もちろん前述したように今勢いのあるプロジェクトであるということは間違いありませんが、その他にもこのトークンは様々なユーティリティが備わっています。
- 取引所の手数料割引
- ステーキングで株式を獲得
- ガバナンス参加
現状は上記の用途を想定しています。
特にその中でも最大の特徴にしてこれほど期待される理由は「$BPを1年間ステーキングするとBackpack社の本物の株式と交換できる」という特典があること。
これにより本当の意味で「企業の成長=ユーザーへの還元」が実現。
今までの仮想通貨プロジェクトにはなかった強力なメリットが多くのユーザーを惹きつけ、期待値を極限まで引き上げていると言えるでしょう。
プレマーケットが示す期待値

画像は3/17 18時時点
この$BPについてはすでにいくつかの取引所のプレマーケット(先行取引)に上場。
- MEXC:0.3616ドル
- Pacifica:0.3516ドル
- whales market:0.31ドル
- ※3/17 9時時点の数値を参照
多少のバラつきはありますが、概ね0.35ドル前後が現在のアベレージです。
$BPの総発行枚数は「10億枚」のため、プレ市場の投資家は「FDV(希薄後時価総額)=約3.5億ドル(約550億円)」になるだろうと期待してお金を投じていることが分かります。
上場1日後の現実ライン

上記の予測は上場1日後のFDVを問うもの。
これに対し予測市場のPolymarketでは以下のような「Yes」の確率が算出されています。(3/17 18時時点)
- 3億ドル以上($300M):70%
- 5億ドル以上($500M):23%
- 7億ドル以上($700M):8%
この分布を見ると市場の過半数以上(70%)が「最低でも3億ドルは超えるだろう」と確信する一方で、「5億ドルを超える」と考える人は23%に急減しています。
つまり予測市場の参加者たちも、プレマーケットの価格動向などを材料として織り込みつつ、「FDVの着地点は3億ドル~4億ドル台におさまる」というシナリオを最も現実的だと見据えているわけです。
プレ市場の「約3.4億ドル」という数字が単なる一部の熱狂ではなく、市場全体の強固な共通認識として機能していることが読み取れます。
競合プロジェクトとのFDV比較

この「3.5億ドル前後」の評価は市場全体で見るとどの程度の立ち位置なのか。
例えばSolana上で最も成功している取引所インフラの一つである「Jupiter (JUP)」の現在のFDVは、概ね11億ドル~12億ドル付近で推移しています。
そう考えるとBackpackはこの「約3分の1」の評価額。
スタート時点からこの評価というのは、相場の期待感としても高すぎることも安すぎることもない極めて妥当で「現実的なライン」だと考えることが出来そうです。

さらにこれを裏付けるのが顧客資産残高と月間の累計出来高。
- 顧客資産残高
- Backpack:約3.6億ドル
- Jupiter:約22億ドル
- 累計出来高(1ヵ月)
- Backpack:約186億ドル
- Jupiter:約208億ドル
- ※3/16 時点までの集計
つまり「預かり資産(TVL)」はJupiterの約1/5であるものの、直近の熱量は、すでにトップであるJupiterに近いものとなっています。
もちろん要因としてエアドロップ前ということもあるでしょう。
しかしこのデータを加味した上でもFDVがJupiterの約3分の1(3.5億ドル)からスタートするというのは、決して高すぎる期待ではないと言えそうです。
上場直後の価格
FDVの予測から上場1日後の適正な$BP価格は「約0.35ドル」ほどと仮定しました。
ただ多くの投資家は上場直後の価格も見ており、エアドロップで利益を得ようという方にとっては重要な指標ともなるでしょう。
- 上場直後=???ドル/枚
- 上場1日後=約0.35ドル/枚
この乱高下するタイミングの価格を仮定する上では即売りの影響も考慮する必要があります。
しかし、Backpackの供給ルールは上場直後の暴落を防ぐために、綿密な設計が行われており、結果的に大きな売り圧も避けられるものとなりそうです。
- 初日の流通量
- エアドロップ関連のみ流通(2.5億枚)
- ステーキングで売り圧抑制
- 株式が欲しい投資家の売り圧抑制
- 運営保有分を0枚に設計
- インサイダーによる早期売却を防止
- プロジェクト成長に応じた還元
- マイルストーン達成で徐々にアンロック(3.75億枚)
- IPO達成後の準備金として保管
- 実質企業持ち分となるがIPO達成後1年は保有(3.75億枚)
つまり最大の売り圧としては全体の25%(2.5億枚)。
しかし前述した通り「1年間預ければ株式と交換できる」という独自のメリットがあるため、エアドロップユーザーの中にもホールドを選択する層が一定数現れるでしょう。
これにより、初日の売り圧力を和らげる一定の効果が期待されています。

それにより「買いたいけど売る人がいない」状態になれば急騰の可能性も。
さらにサプライズで大手取引所に上場すれば、初速は0.6ドルを超えてくるシナリオも考えられるため、上場の直後もチェックしておくことをおすすめします。
この$BPの取り扱いについてはプレマーケットも公開されているMEXCが確定。
上場直後の値動きについては、蓋を開けて見ないことにはわからないことも多いので、ぜひTGEである3月23日に照準を合わせて準備は行っておきましょう。
Exchange – MEXCMEXC|登録・口座開設のやり方
懸念材料
期待のプロジェクトではありますが、上場後の価格推移については懸念材料も。
これは「予想以上の売り圧」です。
先ほどとは矛盾する考えですが、株式取得の権利を貰うまでは1年間のステーキングが必要なため、先に利益を確定しようとする動きも想定する必要があります。
そのため上場直後に売り圧が発生すればパニック売りも。
ただその段階で0.3ドルなどを割り込むことになれば、中長期的に見て「美味しい買い場」である可能性もあるので、こちらも注視しておきましょう。
まとめ

Backpack上場に向けたFDV予想とターゲット価格を各データに基づき考察しました。
プレマーケットでの価格が予測市場のオッズにも反映され、市場が「FDV 300億円台(0.30ドル~/枚)」を意識している点は判断において強力な指標となります。
さらに$BPについてはいくつかの売り圧防止策もあり暴落のリスクは最小限に。
もちろんTGE時の仮想通貨相場の動きもトークン価格に影響するので、今より直前のデータを確認することで、より現実的なラインは見えてくるでしょう。
迫るTGEは3月23日。
当日までにまた新たな発表などがあれば、先行してプレマーケットや予測市場の動向も変わるので定期的にチェックしながらしっかりと準備を整えておいてください。
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