Thetaとは?|ビデオストリーミング特化のネットワーク概要
Theta(シータ)とは?
シータとはビデオストリーミングに特化したブロックチェーンです。
ビデオストリーミングでは現状円滑に動画を配信するために多くのデータセンターを設置する必要がありますが、コスト的にも現実的なものではありません。
また単純にデータセンターが近くなければスムーズな視聴も難しい…
しかしこのデータセンターの役割を分散化して行うことができればこの問題は解決できそうだと思いませんか?
そのソリューションを提唱しているのがこのシータとなっています。
しかもこのネットワークはeSportsをメインとした多くのストリーミング配信に特化していく予定なので、ブロックチェーンゲームとも関連性は強くなりそう。
シータはすでに多くの大手企業からも注目や出資金を集めており、かなり将来性も高いので、ここではこの概要について紹介を行っていきます。
ネットワークの仕組み
ネットワークの仕組みは簡単です。
先ほども簡単に紹介しましたが、現状のストリーミングサービスはデータセンターの存在が不可欠となり、大きな問題点の1つとなっています。
センターを建てるのにはコストもかかりますし、センターから遠い地域でストリーミングを再生しようとするとスムーズな視聴が難しい場合も。
これではユーザーがストレスを感じてしまいますよね。
このデータセンターの役割をユーザー1人1人が担っていく仕組みを構築するのが、このシータネットワークの仕組みとなっています。
こうやって考えると分散型の仕組みが非常に効率的ですよね。
今後のテレビや動画は4Kや8Kなど、さらにクオリティが高いものになってくるのですが、そのために必要なデータ処理量は爆発的に増加すると言われています。
そうなるとより分散型の仕組みを利用したほうが効率的となりそうです。
報酬の仕組み
もちろんこのネットワークを活用することで報酬も発生します。
この報酬の仕組みに関わってくるものは以下で分けてみてみましょう。
- 広告企業
- 視聴者
- 配信者
まず広告企業は動画内で広告を配信したい企業です。この広告企業が報酬の発生元となり、視聴者や配信者はこの部分からTheta Fuelが獲得できます。
また視聴者は動画を見るためには、Theta Fuelが必要です。
ただこのTheta Fuelは動画内の広告視聴や、最初に説明したリソースの共有(センター的な役割)を行うことで、入手できるようになっています。
簡単に言えばマイニングのような仕組みとイメージです。
最後に配信者は視聴者や広告企業から受け取るTheta Fuelを収益とし、よりクオリティの高い動画作成やトークンで色々なアイテムを購入できるようになっています。
パートナーに大手企業も
このシータを活用予定のパートナーも増えてきています。
開発元のSLIVER.tvは元より500万人以上のユーザーを抱えるeSports系の配信プラットフォームを持っていますし、さらに注目は大手企業のサムスンVRも。
大手プラットフォーマーが提携しているので、今後の躍進には注目です。
またブロックチェーン関連のパートナーシップとしては、有名ブラウザのブレイブや動画配信のDLIVEなど、すでに知名度の高いものの名前もあります。
さらにはこのシータに投資を行ってる企業にも注目。
gumiやグリー、コロプラ関連のColopl VR FUND、その他にもソニーやサムスンなどかなり大手の出資を受けているので、将来性も高いと言えるでしょう。
メディアアドバイザーには、YouTubeの共同創始者やTwitchの共同設立者なども関わっているので、非常に期待のできるプロジェクトということがわかります。
まとめ
Theta(シータ)の概要について解説を行いました。
仕組みなども画期的なものとなっていますが、パートナーやアドバイザー、出資会社の豪華さにも非常に驚きを隠せないプロジェクトとなっています。
今後はブロックチェーンゲームの配信にも期待。
特にVRなどの配信サービスにも対応するので、ディセントラランドなどの動画配信が行われる日がやってくる可能性も十分にありますね。
色々と可能性の高そうなプロジェクトなので今後にも注目しておきましょう。
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