
Ubisoftが支援予定!海外期待のブロックチェーンゲームまとめ
Ubisoftが支援
Season 4 of the Ubisoft Entrepreneurs Lab kicks off over a night of great sharing and great food! We're very excited to welcome Mighty Jaxx, Planetarium and Story Puppet to this year's programme. Looking forward to awesome adventures together! 🏆#seriousaboutfun pic.twitter.com/1d9xhnkk5j
— Ubisoft Singapore (@ubisingapore) October 18, 2019
Ubisoftがブロックチェーンスタートアップを支援予定。
このEntrepreneur Labに選ばれたプロジェクトは、Ubisoftの知見など様々な支援を受けることができるようになっており、今後の注目度にも影響してくるでしょう。
今回このプログラムに参加したのは8社。
その中でもブロックチェーンゲーム関連のプロジェクトがいくつか参加を行っていたので、今回はこれらのものについて簡単に紹介を行っていきます。
ナインクロニクル
ナインクロニクルはプラネタリウムが開発するブロックチェーンゲーム。
このゲームは完全オープンソースのRPGとなっており、運営会社以外でもゲーム内のコンテンツを作成できるようになっている拡張性の高いゲームです。
もちろん既存のクエストも豊富なのでやり込み甲斐はありそう。
ゲーム画面も既存のアプリに近く面白そうですね。
- クエスト
- クラフト
- トレード
- ランキング
このようなコンテンツが用意されているので、色々な遊び方ができそうですし、拡張性も十分なので、こちらのリリースにも期待しておくといいでしょう。
詳しい概要は下記で紹介しているので、ぜひご確認ください。
Check:ナインクロニクルのゲーム概要とコンテンツ
Light Trail Rush
Light Trail Rushはレースがメインとなる面白そうなゲーム。
こちらは通常のレースとは異なり決まったコースがありません。コースは先頭のマシンが走り抜けた後に作成という変わった仕組み。
しかも勝者はレースの順位で決まるのではなく、先頭を走っている間に稼ぐことができるポイント数が一定に達することで決着が行われます。
仕組みとしては新しいのでぜひチェックしてみるといいでしょう。
またこのUbisoftから支援を受ける制作会社のB2expandは、Beyond the Voidの制作も行っているのでノウハウもあると考えられます。
色々なゲームを展開することで、より新作はブラッシュアップされる部分もあると思うので、こちらも期待して注目しておきましょう。
Check:Light Trail Rushのゲーム性とルールを解説
Sorare
Sorareはサッカー選手のカードを使ったブロックチェーンゲーム。
これらのNFTは各サッカーチームの公式ライセンスも取得しているので、公式のデジタルグッツとして、コレクティブル要素もあるものとなっています。
ゲーム性としてはオリジナルチームを作って遊ぶもの。
5枚の選手カードを使ってチームを編成し、毎週行われるイベントで配置した選手のパフォーマンスやカードが持つパワーによってランクが決定します。
このランクによって報酬が受け取れるといった流れです。
簡単なシミュレーションのようなイメージですね。結構手軽に遊べそうなコレクティブル要素のあるカードゲームとしては人気も出そうな気がします。
こちらも簡単な概要をまとめているので、興味のある方はぜひご確認を。
Check:Ubisoftのプログラムに参加するSorareとは?
XAYA
XAYAは2014年からMMOのブロックチェーンゲームを作成するプロジェクト。
独自のゲームも開発していますが、大きなものとしてはMMOも開発できるSDKのリリースを目的とし、あらゆるゲームを簡易的にブロックチェーン上に実装します。
特にこちらは開発力としてはピカイチだと思います。
テスト的に作ったものでもこのクオリティ。
ノウハウもかなりありそうなので、SDKはじめ、XAYAが作成しているゲームは楽しみなので、動向を追っておいて損はないプロジェクトと言えるでしょう。
特にUbisoftの力も合わさるのでますます楽しみですね。
Check:XAYAとは?Dapps開発プラットフォームの概要
Wildcards
すみません。。。
これが最後のゲームになるのですが、これに限ってはなぜ選ばれたのか不明です。
このWildcardsは動物を模したカードを売買していくゲームなのですが、基本的なスキームはポンジのようになっており、非常に香ばしい感じがします。
正直、あまりわからないうちはオススメできません。
元を辿れば、絶滅危惧種の動物を保護する支援団体にも売上が計上される仕組みとなっているのですが、スキームがスキームなだけに何とも言えない状態…
ゲーム性はいたってシンプルでカードの売買を行います。
ただ購入者はすぐに次の販売価格を指定し、カードを売りに出さなければなりません。ただしカードが売れなければ、毎月税金がかかります。
税金は設定した販売価格の20%です。
つまりこの税金が保護団体か何かに寄付される金額となる仕組みとなっています。
またカードが売れれば、その金額はカードの販売者に入るものとなっているので、ポンジのような新しい募金のようなという独特の空気感が出ています。
これは仕組み上、ポンジとは言えない??
ただ開発ブログを辿ると運営がヴィタリックと写真を撮っていたり、「ETHCapeTown2019」で受賞をしていたりと謎に包まれている部分も多いゲームです。
まとめ
Ubisoftが支援予定のブロックチェーンゲームをまとめました。
本格的なゲームからちょっと謎に包まれたゲームまで色々なものがありましたが、Ubisoftが本格的に業界に乗り出したことはとても大きなことだと思います。
これまでは少し様子見な感じもありましたからね。
ただこのUbisoft自体も、支援だけでなく独自のゲームをテスト開発したり、ブロックチェーンゲームのアライアンスに加入したりなど多くの動きは見せています。
こちらも気になる動きなのでぜひチェックしておくといいでしょう。
Ubisoftの動きなどについては、「Ubisoftの開発ゲームと業界参戦の背景」でこれらの動きについてもまとめているので、合わせて確認してみてください。