
NFT PRICEの使い方|アセット買取りサービスの利用方法と注意点
NFT PRICEとは
ブロックチェーンのデジタルアセット(NFT)の一括査定・買取サービス「NFT PRICE」のティザーサイトを作成しました!
— NFT PRICE@NFTの一括査定・買取サービス (@nftprice) 2019年6月7日
イーサリアムのERC721に完全対応。スマートコントラクトによる瞬時自動取引、取引手数料無料、法定通貨にも対応。もうすぐ公開予定です。https://t.co/QDe7NrGoRY
NFT PRICEとはERC721などのアセットを買い取ってくれるサービスです。
ERC721はブロックチェーンゲームで活用されるアイテムなどとなっており、今回はβ版としてマイクリプトヒーローズのアセットに対応を行いました。
埋もれているアセットなどをETHに変えることができるので、今後対応アセットが増えれば流動性の少ないアセットでもETHに変えることができるのは嬉しいですね。
そこでここではこのNFT PRICEの使い方を紹介します。まだβ版となっているので、改善点や注意点があるので、こちらも合せて記載します。
使い方
NFT PRICEは簡単に利用することができます。
まずは「公式サイト」にアクセスを行い、取引を行うものの許可を行ってください。あとはメタマスクが起動するので、トランザクションを通せば準備は完了です。
トランザクションが通れば、アセットの一覧が表示されます。
マイクリについては、イーサリアムネットワークに転送しているものが表示されるようになっているので覚えておきましょう。
ですのでNFT PRICEを利用する場合は、事前に転送しておく必要があります。
Check:マイクリ|アセットの転送方法を解説
また売却は買い取ってもらいたいアセットにチェックを入れて下にある一括売却するというボタンをクリックして、トランザクションを発生させましょう。
こちらの手済料については、ちょっと試した感じでは1つ1つを売却するよりも複数まとめて買取を行ってもらった方が若干安く済みました。
このサービスを利用する場合は色々なアセットをまとめて売る方がちょっとお得になる可能性があるので、利用する場合は覚えておきましょう。
またトランザクションが通れば買取金はすぐに振り込まれています。
イーサスキャンで確認したところ、しっかりと着金も確認ができたので、基本的には買取詐欺のようなことは起こらないと思います。
心配な方は事前にテストを行ってアセットの売却を行ってもいいかもですね。
サービス利用の注意点
このNFT PRICEを利用する上ではいくつかの注意点があります。
- 取引の許可を行う
- アセット価格の基準が不明
- チェックの間違い
まだまだβ版なので色々な改善点はありそうですが、サービスを活用する場合は、これらの注意点に気を払っておくといいでしょう。
取引の許可を行う
まずは取引の許可をそれぞれ行いましょう。
現状アセットを売りに出す前には、ヒーロー・エクステンションでの取引の許可を行ってトランザクションを通す必要があります。
こちらはそれぞれでトランザクションを通しておかないと、売却の申請を行ってもエラーが出てしまうので売却ができないという方は見直してみてください。
両方でトランザクションを発生させれば基本的に問題はないと思います。
アセット価格の基準が不明
アセット買取価格の基準が正直不明です。
コモンエクステが0.01ETHの価格が付いているのにレジェンダリーは0.2ETH…
ちょっと相場観が分かりずらいですよね。こちらは今後オープンシーなどのデータをとってきてこのサービスに反映させればある程度は改善されるかもしれません。
売却を行う場合は、市場のアセット価格を確認して売却を行ってください。
チェックの間違い
チェックミスは自分の責任なので最も注意してください。
簡単にアセットの売却ができる分、ミスをして売る気のなかったアセットを売却してしまう可能性も0ではないので、こちらは注意が必要です。
買取価格も不安定なので、間違ってしまうとアセットに見合った金額すら手に入らない可能性があるので、売却する場合は絶対に確認を行いましょう。
また今回テストで売却を行い、しっかりと入金が確認できましたがNFT PRICEの運営なども開示されていない状態なので利用は自己責任となっています。
考えにくいですが、高ランクアセットなどを売却に出しても買取金額が振り込まれないという可能性もないわけではないので、この点も理解しておいてください。
まとめ
β版のリリースが行われたNFT PRICEの使い方を紹介しました。
まだ不明なことなどが多いサービスですが、アセットの売買にかかわることなので利用を行う場合は、細心の注意を払って活用を行ってください。
眠っているアセットも売却できるというコンセプトは面白いので、本リリースなどで更なる改善や情報開示が行われると面白くなってくると感じました。
また今後はKYCを行えばアセットの購入もできるようになるとのことなので、こちらの進捗は見ておくと面白い展開が待っているかもしれませんね。
ただまだ不安が残るという方は、最も活用されているオープンシーを活用してアセットの売買を行う方が安全性は高いと言えます。
このオープンシーについては、「Openseaの登録方法と使い方」で利用方法をまとめているので、こちらも合せてご参考ください。