登録者数125万!超大規模Dappsアプリ「Krypton」の概要とゲーム解説
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Kryptonとは
中国産のブロックチェーンを応用したアプリです。
具体的にはプラットフォームのような形となっており、1つのアプリの中に複数のゲームやウォレット、マーケットなど様々なものが導入されています。
このKryptonの登録者数は、すでに125万人をこえており、DAUも数万人以上いると言われている非常に期待度の高いDappsとなります。
実際にゲームをプレイしてみましたが、本当に既存のゲームのように遊ぶことができ、ブロックチェーンを活用しているとは思えないほどの出来でした。
ここではKryptonの概要と搭載されいるゲームについて簡単に紹介していきます。
DAUは数万人以上!?
こちらは運営元情報になります。
実際にダプマは北京へ行き、開発会社であるKexingqiuにお邪魔してきました。
その時に伺った話では、現在このプラットフォームにあるゲームは全部で6個あり、全てがブロックチェーンゲームとなっています。
またこのアプリの登録者(インストール?)は125万人となっており、DAUは数万人にもなるというようなことを言っていました。
DappRadarなど見ても、ゲームでは数百が関の山となっており、DEXでさえも3000ほどと万の数字にはほど遠いのが現状です。
このKryptonがなぜ話題にならないのかと言うと、独自チェーン技術がありゲームプレイが快適なので、既存のゲームと思ってユーザーがプレイしているからでしょう。
続いては、このKryptonで使用されているサイドチェーン技術を始め、このプラットフォームの概要を詳しく見ていきたいと思います。
Kryptonの概要
概要については冒頭でも説明しましたが、改めて詳しく紹介したいと思います。
Kryptonはゲームプラットフォームとなっています。画像はアプリを立ち上げた際に表示される画面です。見てわかるようにゲームが複数配置されてあったり、ウォレットやメッセージ機能も利用することができます。
またマーケット機能などの実装しており、まさにアプリ1つで色々なことが完結できるプラットフォームとなっていると言えるでしょう。
- ゲーム(Dapps)
- マイニング機能
- ウォレット
- メッセージ
- マーケット
これらのコンテンツがあるため、今までとは違ったプラットフォームと言うことが分かります。ユーザーは本当にこのプラットフォームで遊ぶだけで、仮想通貨を獲得できるようになっていると言えるでしょう。
そして先ほど軽く触れたゲームのサイドチェーン技術についてですが、こちらはPOAのコンセンサスを利用しているようです。
そのPOA自体もブロック生成の速さが売りの技術となっていますが、Kryptonではこれを改良し、さらに高速化されたものとなっています。
トランザクション承認まで3秒と言われているので、本当に既存のゲームをプレイしている感覚でゲームができるので、こちらも注目のポイントです。
実装されているゲーム
では続いてはKrypton内にどのようなゲームが実装されているのかについて紹介を行っていきたいと思います。
ゲームは全部で6種類あり、様々なもので遊ぶことが可能です。
- Kether Tycoon
- Mid-Autumn Festival Card
- Krypton Miner
- Krypton Knight
- Krypton Celebrity
- Krypton Betting
現在実装されているゲームは上記の通りです。それぞれどのようなゲームか解説していきます。ゲームによってもジャンルが様々なため、飽きることなく遊べます。
Kether Tycoon
まずはKether Tycoonです。こちらはキャラを使ったバトルがメインとなります。
このバトルの結果次第でランキングが変動し、上位に入るとゲーム内で使用されているKETHという仮想通貨が付与される仕組みです。
またランキング上位に入らなくても、バトル結果次第ではKETHを獲得することができるので、キャラクターを強化しバトルを行ってみましょう。
Mid-Autumn Festival Card
続いてはMid-Autumn Festival Cardです。
こちらはパズルゲームのようなもので、カードのピース(NFT)を集め図柄を完成させることで、カード自体が自分の資産になります。
こちらはまだ完全に機能が開放されていないようなので、遊べるようになるのを待っておきましょう。Exchangeなどもあるので、トレードも可能になると思います。
Krypton Miner
初心者にはこのKrypton Minerが一番オススメです。
よくある同じ色が固まったパズルをタップして崩していくゲームとなっており、シンプルに遊べて非常に中毒性が高いです。
30秒間の制限時間内に、どれだけのパズルを崩すかでスコアが変わってき、それに応じてもらえるKETHの量が変わります。LINEで流行ったようなパズル消しゲームが得意と言う方は、ぜひこちらにもチェレンジしてみてください。
Krypton Knight
キャラクターを操作しダンジョンを攻略していくシューティング系のゲームです。
シューティングと入っても操作性の自由度は高く、非常に遊びやすいゲームと言うのが印象です。ゲームは様々なステージが用意されており、難易度の変更も可能です。
最初は結構てこずりましたが、すぐに慣れて操作もできるようになると思うので、思う存分楽しむことができると思います。
パッと見てもらってもわかると思いますが、まさに既存のアプリなどとは変わらない出来ばえです。知らないところでこんなにもDappsが進化しているのかと思うと非常に驚きですね。今後はさらに操作性などが高いゲームも出てくるでしょう。
Krypton Celebrity
こちらはカードをコレクションしていくゲームとなるようです。
基本的にはこのカードを購入し、さらに高値で売っていくようなものとなるでしょう。またこのカードは一番最初に紹介したKether Tycoonでも使用できるようになっています。プラットフォーム内でのクロスオーバーですね。
このようなゲームを跨いでのアセットの使用も今後増えてくると思うので、ぜひそのような動きにも注目しておきたいと思います。
Krypton Betting
最後のKrypton Bettingは、KETHを使ってスポーツベットが行えます。
各ゲームで貯めたKETHを勝つと思うチームに予想し、その予想が当たればそのまま賭け分に対してのKETHが配当としてもらうことができます。
このように通常のゲームだけでなく、ギャンブルも行えるようになっているので、まさに現状のDappsゲームのジャンルをかなり網羅していると言えるでしょう。
現在の登録はandroidのみ
海外ではかなり人気の高いDappsであるKryptonを紹介しましたが、こちらは日本からでもアプリをインストールすることが可能です。
ただし現在はandroidのみの提供となっているので、iOSユーザーの方はリリースが行われるまで待っておきましょう。既にandroidでもある程度の地盤は出来ているため、そこまで時間はかからないものと思います。
まとめ
驚異の登録者数を誇るKryptonについて概要とゲーム解説を行いました。
今回思ったことは世の中には知られていない技術力の高いDappsはまだまだあるという事。ゲームを触ってもらえれば体感できますが、本当にブロックチェーンゲームとは思えないほど快適にゲームがプレイできます。
実際に遊んでいる人はこれがDappsと思っていない人が多いことでしょう。このような形のDappsも今後は増えてくると思うので、その時の業界の盛り上がりも、今から楽しみとなってきますね。
ぜひこのようなアプリやDappsにも期待しておきましょう。
すでに日本でもDappsと認識されていないサービスはあります。特にLINEの提供している4CASTはその代表であり、すでに15万人以上の人が利用しています。
こちらも手軽に仮想通貨(LINEポイント)を稼げるものとなっているので、興味のある方は、「4CASTの登録方法と使い方」を参考に遊んでみてください。