Enjin Walletアップデート内容!トークン一括送信やENSに対応
Enjin Walletがアップデート
ブロックチェーンゲームでも注目を集めるEnjin。
この専用ウォレットであるEnjin Walletが大幅にアップデートが行われ、今までになかった機能が充実しました。しかもこれはかなり便利な機能も。
- トークンの一括送信
- ENSへの対応
- トークンのメルト機能
- 生体認証による承認機能
- セキュリティの改善
具体的には上記の機能がアップデートで追加されています。
こちらは簡単にそれぞれの内容を解説していきます。
トークンの一括送信
まずはトークンの一括送信です。
こちらはEnjinのトークン規格であるERC1155の特徴が最大限に生かされる機能となっており、こちらが普及すればガス代も大幅に削減(最大90%)できます。
通常では仮想通貨は1種類ずつでないと送信できませんよね。
しかしこのERC1155ベースの通貨(NFTも含む)が複数の種類であっても、同時に1トランザクションで送信できるようになっているので、かなり便利。
カードゲームのデッキごと送れるみたいなイメージです。
そう考えると、このトークン一括送信機能はブロックチェーンゲーマーにとっても神機能と言えるものではないでしょうか。もちろんFTとNFTの組み合わせ送信もOKです。
ENSへの対応
今回のアップデートではENS(Ethereum Name Service)にも対応。
このENSとはイーサリアムのアドレスをドメインのような形で取得することができるサービスとなっており、「dAppsMarket.eth」などがアドレスの代わりに使えます。
相手に簡単にアドレスを伝えることができる便利な機能です。
ENSも普及し始めているので、この対応も嬉しいですね。
トークンのメルト機能
トークンのメルトとは一括変換機能のことです。
こちらは裏付けされたERC1155ベースの通貨を色々と所持している場合に、一括でEnjin Coinに変換することができる機能なので、使い勝手が良さそう。
NFTも簡単にEnjinCoinにできそうなので、かなり便利そうですね。
生体認証による承認機能
生体認証による承認機能も実装されます。
こちらは簡単にいうとスマホなどで使用されている指紋認証や顔認証をトランザクションの申請を送るときに活用できるということです。
いちいちパスワードの入力をしなくてよくなるというのも便利になりそうです。
セキュリティの改善
セキュリティの改善は、各国の規制に完全準拠したものとなるようです。
全世界のセキュリティの知見を集約したとも言えそうなので、より強固なウォレットになったのでしょう。セキュリティも重要なので、このような点も高評価です。
安全性の高いウォレットを使いたいという方は、チェックしておきたいですね。
まとめ
Enjin Walletのアップデート内容を紹介しました。
今回説明した内容が実装されたことで、よりトークンをシームレスに送信やメルト、販売することができるでしょう。ERC1155が本格的になってきたと言えそうです。
またこのEnjin Walletはもちろんですが、ETHの管理も可能。
セキュリティ面も強化されているとのことなので、より安全性の高いウォレットを使用したいという方は、このEnjin Walletも活用してみるといいでしょう。