CoinbaseCard|取引所アカウントと連携して仮想通貨の決済が可能に
コインベースカードが発表
仮想通貨の大手取引所のコインベースがVisaとの提携を行い、コインベースカードのリリースを発表しました。
このデビットカードを利用することでコインベースのアカウントで管理している仮想通貨をカード決済に利用することが可能となっています。
また仮想通貨のデヴィットカードなので、ATMでは現金の引き出しも可能となっているようなので、こちらも非常に便利なものとなるでしょう。
ここではこのコインベースカードの概要について解説します。
残念ながら日本ではこのサービスはサポートされていませんが、今後同じようなサービスが出てくる可能性もある期待の内容だと思います。
今後の仮想通貨市場に影響を与える可能性もあることなので、ぜひこちらの概要も把握しておくといいでしょう。
世界初シームレスなカードサービス
仮想通貨を使ったカード決済のできるサービスは以前からありましたが、今回のコインベースカードとは違い、一度カードにデポジットを入れる必要がありました。
しかしコインベースカードであれば、取引所で管理している資産に紐づいているので、カードにデポジットを入れることなくそのまま決済を行うことが可能です。
これは世界初の試みだと言います。
ユーザーの手間も省け、簡単に仮想通貨の決済が利用できるようになるということで、仮想通貨の普及も期待できるサービスとなり注目を集めることでしょう。
アプリと連携して利用
このコインベースカードはアプリと連携して使用します。
アプリ内では以下の管理も可能です。
- 領収書
- 取引概要
- 支出カテゴリ
この他にも機能があるとのことですが、かなり利便性が高いアプリとなっていることも分かりますね。支出の管理も簡単に出来そうです。
カード発行には手数料が必要
カード発行には多少の手数料がかかります。
4.95ポンド(6.50ドル)と良心的な価格でカードも発行できるので、海外の仮想通貨ホルダーは積極的にこのサービスを活用していきそうですね。
このコインベースカードはイギリスの決済会社のPaySafeが発行を行います。
ロンドン証券取引所などにも上場されている信用できる決済会社が間に入っているので、このサービスも安心して利用できることでしょう。
サポートはヨーロッパ圏
冒頭でもお伝えしましたが、このサービスは日本ではサポートされません。
まずはイギリスでこのサービスを展開し、今後はヨーロッパ諸国でサポートしていく予定となっています。
ヨーロッパと言えば金融の街と言うイメージが強いので、もしこのサービスが浸透すれば、仮想通貨市場にも大きな影響を与える可能性があります。
こちらにも期待してこのサービスの進捗を追っておくといいでしょう。
まとめ
コインベースが新たに発表したコインベースカードについてまとめました。
今後の仮想通貨市場に影響を与える可能性もある画期的なサービスとなっているので、ぜひこちらの進捗にも期待しておきましょう。
残念ながら日本でのサービスは今のところ行われない予定ですが、このようなサービスが国内からも出てくる可能性は十分あります。
そうなると決済面で仮想通貨を利用したいという方もいると思うので、流動性も高くなり、国内でも一気に普及する可能性が出てきますね。
またこのサービスとは現状まだ関係があまりないですが、同社がリリースしているウォレットは日本でも活用することが可能です。
今後はこのようなサービスもウォレットと連携できる可能性も0ではないので、ぜひ使い方については把握しておくといいと思います。
CoinbaseWalletの利用方法などについては、「コインベースウォレットの始め方と使い方」でまとめているので、こちらもぜひご参考ください。