
Loom Walletの使い方|始め方から入金・送金方法をかんたん解説
現在はβ版
LoomWalletは現在β版でのリリースとなっており、一部の機能が利用できないようになっています。こちらは使い方が分かり次第追記します。
Contents
PlasmaChain対応のウォレット
ついにLoomのサイドチェーン専用のウォレットがリリース。
Loomのサイドチェーンは日本でも人気のマイクリでも活用されているブロックチェーン技術となっており、多くのゲームで活用されています。
このウォレットを活用することで、PlasmaChain上でその他のユーザーと簡単にトークンの送受信ができ、今後はETHだけでなくTRXやEOSなどのチェーンにも対応予定。
ブロックチェーンゲームで直接使用するというわけではなく、ゲームのトークンなどをPlasmaChain上でやり取りできるようになるという点だけは覚えておきましょう。
そこでここではLoomWalletの使い方について簡単に紹介を行ってきます。
始め方
まずLoomWalletを利用するためにはメタマスクが必要です。
メタマスクの準備が出来れば「公式サイト」にアクセスを行ってメタマスクとの連携を行いましょう。アクセスするとSelect walletとあるのでこちらをクリック。
するとウォレットの認証が行われるので、しばらく待っておきましょう。
ウォレットの接続が完了するとLoomWalletが利用できるようになります。
アドレスが記載されている部分はETHアドレスとLoomアドレスの2種類が記載されているので、こちらは利用する時は間違えないようにしてください。
おそらく今後TRXやEOSなどに対応が始まると同じような感じでメインのウォレットとLoomWalletを接続して利用するといった流れになると思います。
使い方
LoomWalletは色々な機能がありますが、基本的に使う機能は一部です。
- Validators
- MyAccount
- History
- Deposit/Withdraw
- GameAssets
右メニューにはこのように色々な項目があるので、それぞれがどのようなものか・どんな時に利用するのかを簡単に解説を行っていきます。
Validators
ValidatorsはLoomをステーキングしているユーザーが利用します。
ステーキングの状況やこれまでどれだけのトークンを獲得できたのかを見ることができますが、こちらは一般の方は利用しないでしょう。
Loomのバリデータになるには、かなりの大金などが必要になってくるので、基本的にこの項目はスルーで大丈夫だと思います。
Check:LoomNetwork|バリデータになる方法と条件
MyAccount
マイアカウントは自分のアドレスや保有資産を確認できます。
アドレスはETHとLoomアドレスの2種類、保有資産はLoomのトークンを持っている数が表示されるので、確認をしたいときに活用しましょう。
またバリデータの方のステーク報酬もここで受け取れるようです。
History
Historyはステーキングの履歴が表示されています。
PlasmacChain・Ethereumでタブが分かれていますが、ETHのタブは自分の履歴だけでなく、関連する全体の履歴が並べられているようなので覚えておきましょう。
こちらもステーキング関連なのであまり用途はないのが現状ですね。
Deposit/Withdraw
LoomWalletの入金・送金を行うときはこちらを利用します。
メタマスクと連携を行っていますが、そのままの状態ではLoomWalletには何も入っていない状態となっているので注意をしておきましょう。
- 入金
- 送金
それぞれ方法が異なるので簡単に解説します。
入金
入金を行うときはDepositをクリックして行います。
こちらの送金元は接続を行っているメタマスクになるので、このウォレットにETHを入金する場合などは、あらかじめ接続しているウォレットに入金する必要があります。
Depositをクリックするとこのようなポップアップが表示されるので、こちらに入金額を入力してConfirmをクリックするとメタマスクが起動します。
後はメタマスクからトランザクションを送信すれば、LoomWallet(プラズマチェーン上に)入金が行われるので、試してみてください。
極稀にですが、メタマスクから送金した時トランザクションがはじかれる場合があります。この場合はメタマスクのガスリミットを高めて送金しましょう。
送金
こちらはプラズマチェーン上からメタマスク(オンチェーン)への引き出しと考えてもらうとイメージしやすいと思います。
Withdrawを選択し、送金額を入力してボタンをクリックすればOKです。
メタマスクが起動し、署名とトランザクションの発行が求められるので、こちらをクリックして申請を行えば、オンチェーンへ資産を送ることができます。
Transferは?
Transferはプラズマチェーン上の送金で利用します。
通常の使い方と同じように活用できるので、こちらも触ってみてください。
GameAssets
GameAssetsはゲームアセットの一覧を確認できます。
現在Loomが手掛けているRelentless(旧ゾンビバトルグラウンド)のみに対応しており、その他のNFTは今後の対応になるとのことです。
色々なゲームがLoomのサイドチェーン技術を活用してるので、こちらは本リリース時の対応を期待して待っておきましょう。
その他機能
その他の機能としてはプラズマチェーン上のエクスプローラーがあります。
こちらは現在のETHでいうイーサスキャンのようなものとなっており、ブロックの生成やトランザクションの閲覧を行うことができます。
詳しくこのLoomWalletを扱ってみたいという方は、こちらのエクスプローラーも一度確認してみると面白いかもしれませんね。
まとめ
LoomWalletの使い方をまとめました。
基本的には通常のウォレットと違い、プラズマチェーン上で扱うためのものなので、既存のウォレットよりも用途は今のところ少ないでしょう。
ただ今後Loomのプラズマチェーン上で何かしらのものが構築されてくると、このウォレットも必要になる可能性があるので、頭の片隅に入れておくといいと思います。
まだ今のところは一般的なブラウザウォレットがあれば十分ですね。
これらのウォレットについては、「オススメのブラウザウォレット4選」で使いやすいものを紹介しているので、こちらも合せて確認しておきましょう。
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