
F1®Delta TimeのWPが公開!ゲーム性とエコシステムについて解説
記録の第一回オークション
先日ですがF1®Delta Timeの
— dAppsMarket | ダプマ – Blockchain Gaming (@dapps_market) 2019年5月30日
オークションが終了しましたね
その落札価格は415.9ETH❗️
ブランドとコラボした
オークションで最高価格を樹立✨
今後の展開や更なるオークションに
期待が高まりますね🧐
簡単なリリース発表もあったので
こちらも見ておきましょうhttps://t.co/EmJELBQFdu
5月末に行われたF1®Delta Timeの限定オークション。
3日間の短期間にも関わらず、結果的には415.9ETH(当時レートで1,225万円)もの高値で落札されたため、業界でもかなりの話題となりました。
この記録はブランドとコラボしたブロックチェーンゲームの中では史上最高の高値となっており、F1のブランド力やゲームへの期待が高いことが伺えますね。
そしてついにこのF1®Delta Timeのホワイトペーパーが公開されました。
ホワイトペーパーの中身を見ましたが、ゲーム性やF1®Delta Timeが考えるエコシステムがかなり明確になっているので、こちらでまとめていきます。
かなり期待をしている方も多いと思うので、チェックしておきましょう。
ゲームで使用するトークン
まず前提として覚えて起きたのはゲームで使用するトークンの種類です。
F1®Delta Timeでは以下の2種類のトークンが使用されます。
- ERC721
- ERC20
ERC721はゲームアイテムなどに使われるNFTというものです。今回の場合で言えばゲーム内のマシンやパーツ、ドライバーなどがこれに該当します。
またERC20と言うのはゲーム内通貨です。
こちらはREVトークンと言うものが使われており、レースの参加費や賞金になるので覚えておきましょう。既存のゲームでいう課金石みたいなイメージです。
またこのREVトークンはF1®Delta Timeのゲーム内だけでなく、アニモカ(開発会社)が提供するゲームでも利用が可能になるとのことです。
ホワイトペーパーの概要
ホワイトペーパーには色々な細かいことが記されていましたが、やはり皆さんが気になるのは、どういったゲーム性か。また稼ぐ仕組みだと思います。
- ゲーム性
- エコシステム
今回はこちらの2点を重点的に見ていきましょう。
本当に思った以上に作り込まれたゲームとなっており、稼ぎ方も色々あるようなので、こちらは見逃さないようにチェックしておいてください。
ゲーム性
まず前置きとしてF1®Delta Timeは二面性を持つゲームです。
- コレクティブル
- レースゲーム
すでにお分かりの方も多いと思いますが、こちらはゲーム性や稼ぎ方にの密接に関わってくるので、それぞれ分けて解説を行っていきます。
コレクティブル
まず1つ目はコレクティブル要素のあるゲーム性です。
もちろんF1ブランドのアセット収集を行い、自慢のコレクションを行っていくことがメインですが、その他にもゲーム性を持たせた要素があります。
こちらはリリース後の実装を予定しているのですが、各アイテムの収集率などをリーダーボードに表示し、ランキング付けを行う予定です。
この上位ランカーにはゲーム内で使用できるトークンやその他のアセットなどが配布される予定となっており、アイテム収集で稼ぐこともできます。
また後にも紹介しますが、収集したアセットの組み合わせ一定条件(ドライバーとマシン)などを達成することでも報酬が獲得することが可能です。
これによりユーザーは各アセットを自慢以外で収集する目的も出てくるので、このような楽しみ方も1つのゲーム性としてとらえておくといいでしょう。
レースゲーム
F1®Delta Timeのゲーム性はかなり既存のゲームに近くなる可能性があります。
まずレースは色々な参加者がトークンを払って参加します。この上位入賞者にはこのトークンやアセットが配布されるという流れになってきます。
単純にアセットの能力(ステータス)が高ければレースで勝つというわけではなく、プレイヤースキルも攻略の重要な要素の1つ。
各レースでは、コーナリングポイントや加速ポイントが用意されており、そのポイントで操作を行うことでマシンのパフォーマンスを向上させることができます。
このように今までのブロックチェーンゲームであった放置してゲームが進行と言うわけではなく、操作感も体感できるのは楽しみなポイントですね。
これらのグラフィックは2.5Dで再現されるので、作り込み次第ではかなり見ごたえのあるレースが体感できる可能性もあるので期待しておきましょう。
レースの概要
レースは先ほどもお伝えしたようにトークン(REV)を賭けた戦いです。
参加費用としてトークンを支払い、レースの上位入賞者には集まった総額の一部が報酬として入るようになっています。(報酬はアセットもあります)
またレースでは自身のマシンやドライバーなど様々なアセットを使用するのですが、この種類が豊富に用意されており自由度の高いカスタマイズが可能です。
このように多くのパーツがあります。
ただすべてを揃えないとレースに出場できないというわけではありません。
最低限必要なアセットは以下の3つです。
- マシン
- ドライバー
- タイヤ
この3つがあればOKですが、もちろんその他のパーツがあればレースを有利に進めることができるので、勝ちにいくのであれば色々とそ揃えてみるといいでしょう。
パーツには色々とレア度があり、カスタマイズを変えることで先ほど紹介したブレーキポイントや加速ポイントの大きさなどにも影響を及ぼします。
勝つためには多くの戦略が必要になるので、非常にやり込み要素もありそうです。
マシン関連のステータス
- MaxSpeed
- Accerleration
- Grip
- Luck
マシンの速さ
(特に直線で重要)
マシンの加速力
(コーナーの多いレースで重要)
コーナリングの精度
(コーナーの速さに影響)
各ステータスUPや天候の変化に強い
ドライバー関連のステータス
- Concentration
- Aggression
- Stamina
- Luck
スリップなどのミスからの回復力
より速く走るためのステータス
パフォーマンスの安定感に影響
マシンと同様
またタイヤについてなのですが、こちらがもう1つの面白いポイントです。
タイヤは現実世界では消耗品となり、グリップなどが悪くなれば交換しなければいけません。これもF1®Delta Timeでは少しリアルに再現されています。
タイヤについてはレースに出場することで多少消耗します。
消耗したタイヤを使用し続けるとグリップ力などが落ちるため、レースでのパフォーマンスが低下。ただしこちらは間をあけるかREVを支払うことで回復できます。
さらにはレースを行うトラックとの相性もあり、結果に影響がでるようです。
つまり単にタイヤと言っても、色々な種類があるという事ですね。
このような細かな要素もレースで勝つためには重要なので、色々なアセットを揃えてレースに挑むことがこのゲームを攻略するための秘訣になるでしょう。
またレースのマッチングは出来るだけ実力が近いメンバーで構成されるようになっているので、弱いからと言って諦めることなくゲームを楽しむことが出来そうです。
エコシステム
エコシステムについては稼ぎ方が分かればイメージしやすいと思います。
すでにいくつか紹介しましたが、以下がF1®Delta Timeの稼ぎ方です。
- コレクティブルの収集・販売
- レースに出て賞金を稼ぐ
- サーキット所有での自動収益
まだ紹介していないトラック所有と言う項目もあるので、こちらは改めて紹介を行っていきます。色々な稼ぎ方があるので覚えておきましょう。
コレクティブルの収集・販売
まずはコレクティブルの稼ぎ方です。
こちらは紹介したように一定条件(マシンとドライバーの一致)を満たすことで、既存のゲームのアチーブメントのように報酬がもらえます。
またその他にもF1ブランドのアイテムなので、コレクションの販売を行うことでも収益があげられるようになっているので、投資価値は十分あります。
特に特定のドライバーやマシンを集めることで、報酬がもらえる仕組みなので、アセットの流動性も必然的に高くなるようになっていますね。
レースに出て賞金を稼ぐ
レースに出て賞金を稼ぐというのは分かりやすいですね。
参加費がトークンで支払われるため、報酬もトークンがもらえるようになっていますし、アセットも獲得できるようなので、こちらの売却でも収益を上げれるでしょう。
参加費や分配形式はまだ判明していませんがメインの稼ぎ方になるでしょう。
サーキット所有での自動収益
最後はサーキットの所有で収益をあげるというもの。
F1®Delta Timeでは合計で21個のサーキットが実装される予定となっており、こちらを所有するオーナーは自分でレースを開催することができます。
これらのレースももちろん参加費などの設定ができるので、参加費を集め、一定数のトークンを分配した後に残ったものが自分の収益になる仕組みです。
この参加費や分配の設定はオーナーが決めることができ、複数のレースも同時に開催できるようになっているので、かなり稼げる可能性があるでしょう。
ゲームの流行り方によっては、こちらのサーキットを購入することも非常に魅力的な投資になる可能性は十分あるのでチェックしておくといいと思います。
REVトークンの使い道
F1®Delta Timeで使用されるREVトークンは色々な使い方が出来ます。
- ゲーム内のアイテム購入
- コンテンツ利用料
- その他のゲームで使用
このように単なるゲーム通貨としてだけでなく、アニモカが提供する色々なゲームで利用できるようになるので、大きな枠でのエコシステムも形成されますね。
このトークンについては後日に販売が行われるようなので、F1®Delta Timeをしっかりと遊びたいという場合は、進捗のチェックを忘れないようにしておきましょう。
まとめ
F1®Delta Timeのホワイトペーパーが公開されたので、かなり詳しくゲーム性や気になるエコシステムについてまとめました。
かなりこだわりのあるゲームとなりそうですね。F1とアニモカそれぞれの本気が伺える内容になっていたと思います。
また稼ぎ方や使い道も色々と用意されていたので、1つの経済圏がかなり構築されているという印象を持った方も多いのではないでしょうか。
ゲームリリースは2020年予定となっていますが今からがかなり楽しみですね。
またこのホワイトペーパーの公開と同時に公式ツイッターより謎のシルエットに包まれたマシンの存在が明かされました。
Something beautiful will be revealed soon 🏎️✨ pic.twitter.com/HausEpcI5B
— F1® Delta Time (@F1DeltaTime) 2019年6月6日
このマシンの正体は…?
こちらについてもかなり画像を解析し、1つの真実にダプマは辿り着きました。
このマシンの考察については「F1®Delta Time|謎のシルエットマシンの正体とは?」で解説を行っているので、こちらもぜひ合わせてご確認下さい。