登録不要の分散型取引所(DEX)EASY TRADEの使い方まとめ
EASY TRADEとは?
7月にオープンしたばかりの分散型取引所(DEX)です。
今ではDEXを使うにしても簡単な登録や手続きが必要となりますが、このEASY TRADEではその必要もなく、簡単に通貨の取引を行うことができます。
UIも非常にシンプルに設計しており、初心者の方でも迷うことなく取引を行う事ができるようになっているのが特徴です。
取引だけでなく、独自通貨の上場や、自分のサイトにこの分散型取引所の機能を加えることも出来るなど、今までの取引所とは違った特徴があり、人気を集めています。
ここではそのEASY TRADEの使い方を初心者の方でもわかるように解説していきます。
事前準備
EASY TRADEを利用するにあたり登録は一切必要ありませんが、ウォレットの準備はしておきましょう。
公式ページに記載してある対応ウォレットは以下の通りです。
- METAMASK
- Ledger
- Trezor
- Toshi
- Trust
- Cipher
この6種類が対応とのこと。この中でもPCを利用する場合はメタマスク、モバイルを利用する場合はトラストがオススメです。
どちらともその他多くののDappsにも対応しているので、まだ使っていない人はインストールしてみてください。
メタマスクの登録方法については、「メタマスクの登録方法と使い方まとめ」に記載しています。
またトラストについても「トラストのインストール方法と使い方まとめ」に方法を記載しているので、あわせてご確認ください。
EASY TRADEの取引方法
ではトレードの仕方について紹介します。
やることはたったの3ステップ。本当に簡単に通貨を購入できます。
- ステップ1.通貨の選択
- ステップ2.購入量の指定
- ステップ3.購入の実行
たったこれだけで取引が完了できます。
これまでのDEXとはかなり違い、極限までシンプルな機能性を持たせた結果、ここまで簡単にトレードが行えるようになったのでしょう。
通貨の選択においては、検索を行う事も可能です。
現在EASY TRADEでは1000種類を超えるトークンを扱っており、1つ1つを見て探すのは少々手間なので、検索窓を利用するといいでしょう。
今回は試しに今Dappsでもよく使われているENJ(Enjin)を購入してみます。
数量を入力しCOMFIRMを押した後に、メタマスクが起動するので、問題がなければSUBMITを押すことでトレードは完了します。
通貨によっては購入の最低量もあるので、注意しておきましょう。
また購入後は、トランザクションや数量の確認画面も出てくるので、確認を行いたい場合はこちらを参照ください。
注意点
EASY TRADE取引を行うときにの最大の注意点です。
通貨の価格が比較的高く設定されています。
EASY TRADEでは画像を見てもわかるように、1ENJあたり0.000202ETHの価格となっていることが分かります。
対してこちらも人気のある分散型取引所のKyberSwapですが、こちらの場合は1ENJあたり0.000138ETH
価格に結構な乖離があることが分かります。
手軽にトレードを行いたい方は、EASY TRADEを活用し、少しでも安く取引を行いたい方は他のDEXを活用するという風にしてみるのもいいでしょう。
独自通貨の上場方法
トークンの上場申請は、TOP上部にあるListTokenから行うことができます。
こちらをクリックすることでいくつかの入力フォームが出てくるので、こちらの質問に回答し、上場申請を行いましょう。
質問は以下の通りです。
- メールアドレス
- トークンの発行者がどうか
- トークンの名前
- ティッカー(3文字の略称)
- トークンアドレス
- その他DEXに登録されているか
- SNSのリンク
- どのようなプロジェクトか
- ウィジェット統合に興味があるか
こちらを入力し、情報を送信します。
英語で書かれていますが、グーグル翻訳を使うだけでも意味は分かるようになるので、英語が苦手な方も興味がある場合はチャレンジしてみて下さい。
サイトにDEXの埋め込みが可能!?
Javascript置くだけで簡単にDEXが埋め込めるdexdexを試しみた!
— マキオ@DApps/TrustWallet (@makionaire) 2018年7月26日
サイドバーにナチュラルにセットできました😝
これこのままにしたら「仮想通貨取引所を無許可で運営していた容疑で逮捕!」ってなるのかなwww pic.twitter.com/YgSZ1PR60E
いち早く取り入れたのはマキオ(@makionaire)さんです。
サイト内に綺麗に購入フォームが作成されていますね。
この方法については、とても簡単です。
まずサイトTOPにあるWidgetをクリックしてコードを取得しに行きます。
ここに記載してあるコードをサイト内に埋め込むことで、自分のサイトにDEXを埋め込むことが可能です。
ただこちらについてはマキオさんのツイートにもあるように、日本の法律の交換業に当たる可能性があるので、あまり利用することはオススメしません。
ただこのような便利な機能もあるので、簡単にご紹介だけさせていただきました。
まとめ
ここではEASY TRADEの使い方を紹介してきました。
現状あるDEXの中でも、もっとも簡単に取引ができる分散型取引所であると言えます。
ただ通貨の価格設定が若干高めなので、この点については色々な取引所と見比べてみて使用するDEXを決めていくといいでしょう。
その他のDEXについても、色々と使い方を紹介しているので、ぜひ確認してみてください。
特にオススメはKyberSwapとBancorです。こちらも簡単に取引ができるので、DEXを使用してみようという方はチェック必須です。
その他DEXの登録方法・使い方一覧 |
---|
Bancor編 |
KyberSwap編 |
RadarRelay編 |
EASY TRADE編 |
LocalEthereum編 |
Totle編 |