くりぷ豚|ミートアップで公開されたエコシステムβの概要まとめ
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ミートアップでの発表
とりあえずメモ的に!#くりぷ豚 pic.twitter.com/NcGSRUvD8M
— dAppsMarket | ダプマ – Blockchain Gaming (@dapps_market) 2019年5月31日
5/31に行われたミートアップで発表されたくりぷ豚のエコシステム。
メモ的なツイートも行いましたが、これだけでは圧倒的に内容が足りていないので、具体的な情報を書き足していこうと思います。
リリースから1周年を迎えましたが、まだまだ発展途上のゲームであることは間違いないので、興味のある方はぜひこちらを確認しておきましょう。
今回エコシステムの構造としては大きく2つに分けられていると感じたので、まずはそれぞれについても解説を行っていきます。
RAKUNを活用した経済圏
1つ目の経済圏としてはゲーム外の仕組みが作用してきます。
こちらはくりぷ豚を運営するグッドラックスリーが開発中のRAKUNと言うプロジェクトが大きく関わり、その中で発行が予定されるトークンが重要になります。
このRAKUNトークンを活用することでトンの購入や強化アイテムの購入が可能となり、ゲーム攻略に直結するコンテンツが利用可能になるとのことでした。
またトークンを活用すれば、より効果が高くなるスペシャルトレーニングもできるようになるとのことだったので、こちらは要チェックですね。
このRAKUNトークンは取引所で購入することはできませんが、RAKUNのプロジェクト内で実装が予定されているコミュニティ活動などで獲得することができます。
- ブログ
- ゲーム
- コミュニティ活動
これ以外にも色々なことでトークンが獲得できるようになっているので、くりぷ豚を手軽に遊ぶためには、このトークンを稼ぐというのも1つの手になってくるでしょう。
こちらは言わばゲームを始めやすくするために活用するものと言えますね。
Check:RAKUNとは?GL3のトークンエコシステムの概要
くりぷ豚のエコシステム
上記画像がくりぷ豚が予定しているエコシステムの概要です。
この画像だけではどのようなエコシステムになっているのか理解しにくいので補足を加えていこうと思います。(βなので本番では変更の可能性もあります)
初心者層(ユーザー数)の確保
まずは初心者層の確保を行うことによってユーザー数の増加を図ります。
そのためには現状の課題として、初心者が簡単にゲームをプレイできていないということがあげられていたため、以下のコンテンツが実装します。
- クエスト機能
- レース構成の拡張
こちらも簡単に説明していきます。
クエスト機能
クエスト機能を活用することで、まずは他のプレイヤーと競争だけを行うのではなく、楽しみながらゲーム性を理解してもらうという施策です。
さらにクエストをクリアすることで、くりぷ豚内で活用できるゲームアイテムも獲得できるようになるとのことなので、重要なコンテンツになるでしょう。
レース構成の拡張
またレース構成を拡張することによって、ユーザーが持つ各トンが活躍する場を作ります。これにより多くのユーザーがゲームを楽しめる環境が提供されます。
多くのユーザーが遊びやすい環境を整えることで、トンの価値上昇や取引における流動性の確保と言った内容になってくる施策と言えますね。
育成システムの見直し
現状のくりぷ豚で活躍するトンは育成アイテムを大量に使ったトンが多いです。
これではPay to Winと言うことになってしまうので、改善を行う予定となっています。具体的な施策としては以下のことが予定されています。
- コインクの入手機会の拡張
- 交配で誕生するトンの能力見直し
- レースに影響する遺伝子の拡張
- 作戦カードの実装
こちらはかなり重要なのでチェックしておいてください。
コインクの入手機会の拡張
まずは育成を効率的に行うアイテム購入に使うコインクの入手方法を拡張します。
こちらはゲームバランスの肝となる部分にもなるので、慎重に検討しながらコインクが獲得できるコンテンツを増やしていくようです。
育成アイテムを入手しやすくなれば、強いトンも作りやすくなるので、ゲームに多額の投資を行わなくても強いトンができる可能性が増えます。
交配で誕生するトンの能力見直し
交配で誕生するトンの能力値の見直しも行われるようです。
また交配を行うことで、稀に突然変異で強いトンが誕生するようにもなるので、ラッキーでいきなり強いトンを入手と言うことも可能性として十分あり得ます。
強いトンが誕生すれば高値で売買できるかもしれないので注目しておきましょう。
レースに影響する遺伝子の拡張
現在も親の遺伝子などがレースへの影響を与えます。
ただし今後は数値以外の部分でも遺伝子の影響を強めていくということなので、活躍したトンが廃れることもなく、現在のトンに能力を引き継ぐことができるでしょう。
作戦カードの実装
作戦カードは今後のくりぷ豚におけるキーになるアイテムです。
レースに出走させるトンにこのアイテムカードを装備させることで、新たな能力がトンに追加されるようになり、レースの結果を左右することになります。
トンにどのようなカードを装備するのかという部分でも、ゲームに戦略性が出るので、こちらの実装は非常に楽しみなものとなりそうです。
また後に紹介しますが、この作戦カードはNFTで作成されるため、このアイテムの売買もできるようになり、ユーザーの取引量も上昇することでしょう。
稼ぎ方の拡張
今一番重要ととらえているのがくりぷ豚での稼ぎ方です。
現状では素質が高そう、希少な特徴を持ってるなど大まかな目安でしかトンの価値を決めることができず、流動性の妨げにもなっていたのは事実です。
また強いトンを育成してもベテラン(高年齢)になると、遊べるコンテンツが少なくなりトン自体の価値もなくなってしまっているということがあげられました。
そこでこのエコシステムではトンを使った稼ぎ方の拡張も予定されています。
- トン買取所の設置
- ベテラン専用レース
- アイテム採集場の設置
- 血統システムの実装
色々な施策が行われるので、こちらもそれぞれ確認していきましょう。
トン買取所の設置
こちらは前々から言われているトンの買取制度です。
元はETHでのみの買い取りを予定していましたが、今回の資料に記載されていたものについては、ETHだけでなくコインクにも変換可能です。
また更には0世代のみの買い取り制の実施を予定していましたが、一定条件で活躍したトンの買い取りも行う予定となり、トン自体の価値保全を行います。
ベテラン専用レース
ベテランになったトンの専用レースも開催されます。
こちらはこれまでにも行われているETHを賭けた戦いなどあるとベテランになったトンでも活躍することができ、マネタイズに繋がりますね。
どの様なレースが開催されるかは、まだ未定なので進捗に期待です。
アイテム採集場の設置
アイテム採集場は先ほど紹介した作戦カードの素材が手に入るコンテンツ。
ベテラントンが配置できるようになっており、これらのトンが集めてくる素材を使って、現在レースで利用しているトンの強化を行うことも可能です。
また作戦カードの売買を行うことでETHも稼げるようになります。
血統システムの実装
血統システムも稼ぐためには重要なコンテンツとなりそうです。
重賞レースで勝つことによって、そのトンは血統の始祖となることができます。
そのトンを使って誕生したトン達は、EXステータスの恩恵を受けることができ、レースで活躍しやすいステータスを持つことになるでしょう。
そして重要なのはここからですが、始祖や親になったトンはその子供たちがトン活(交配)が行われるごとに一定のインセンティブが入るようになります。
つまり始祖(もしくは始祖に近い世代)を誕生させ、それらの遺伝子を持ったトンが交配するたびにETHで報酬が入ってくるので、こちらは非常に期待ができます。
稼ぎ方が多様化するので、これらはしっかりと把握しておくといいでしょう。
豚本位制の構築
こちらは試験的にレースも開催されましたが現物の豚が手に入るようになります。
ゲームをプレイして食料が手に入るというのは非常に面白いシステムです。
以前にも行われた特別なレースの賞品であったり、所有しているトンと現物の豚の交換制度なども構想にあるため、こちらもチェックしておくといいでしょう。
簡単なエコシステムまとめ
簡単に今回発表されたエコシステムをまとめると以下のようになります。
- ユーザー層の確保
くりぷ豚自体の流通量を増やし、取引がしやすい環境を整える
- 育成システムの見直し
Pay to Winにならないゲーム性の構築。誰もが価値の高いトンが手に入る仕組みを作り上げ、ゲーム内で活躍、売買しやすい環境を整える
- 稼ぎ方の拡張
これまではトンの売買が主流であったが、よりトンを持つことの意味や稼ぎ方が多様化することによって、トン自体の価値保全を行っていく
また稼ぎ方のバリエーションを増やし、各ユーザーにあった遊び方を提供
大まかなイメージはこのような感じになってくると思います。
エコシステムβの完成
今回紹介したエコシステムβ(RAKUN以外)は9/10(くりぷ豚の日)完成予定です。
この時にはワールドミートアップの開催や、世界王者決定戦なども行われる予定なので、ぜひ注目しておくといいでしょう。
かなり稼ぎ方なども変わってくるので、これらの施策がくりぷ豚のゲームにどのような影響を及ぼすのかも非常に楽しみなものとなっています。
それまでにも色々な発表がある可能性もあるので楽しみに待っておきましょう。
まとめ
くりぷ豚のミートアップで発表のあったエコシステムβを解説しました。
初心者の方も今以上にゲームに参入しやすくなる仕組みや、これまでのプレイヤーがより稼ぎやすくなる仕組みの発表もあったので今後にも期待です。
かなり長い説明となりましたが、ブロックチェーンゲームで最も重要視されているエコシステムについてなので、概要は把握しておきましょう。
くりぷ豚については、現在アプリもリリースされており、無料でゲームを始めることもできるので、興味のある方は今のうちに触っておくことをオススメします。
こちらについてはくりぷ豚|アプリインストール方法と遊び方で解説を行っているので、こちらを参考に可愛いトンの育成を行ってみてください。
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