世界でもっとも有名なDapps

Dappsの名前を世に知らしめたといっても過言ではないクリプトキティ。

すでに世界中に多くのファンがおり、ゲームがリリースされ１年近くが経ちますが、未だに多くのユーザーが猫の取引を活発に行っています。

取引高を見てもわかるように、他のDappsを圧倒していると言えますね。

クリプトキティ自体のゲーム性は、猫の交配やコレクションのみとなっていますが、これらのアセットを利用して遊ぶことのできるサードパーティの開発などについても積極的に行われており、様々なゲームで遊べるようになっているのも特徴です。

また今回はこのクリプトキティが、新たに1500万ドルの資金調達を行い、さらには多くの企業とも提携を結んでいることが発表されたため、その内容を紹介します。

1500万ドルの資金調達

まず今回の資金調達は、ロックフェラーが創立したVenrockを始めとし、グーグルのGVやサムスンネクストなどかなりの大手企業が参加しています。

この資金調達を行った1500万ドルを使用し、地元カナダから大きく世界へ羽ばたいていくことが予想されますね。その一部としては以下のような計画も発表されています。

クリプトキティを作ったDapper LabsはUnity や Disneyの元幹部を採用した子会社をアメリカで設立、本拠地となるカナダでは、あのUbisoftやEA Sports、アマゾンなどの大手企業に在籍した人材も追加雇用すると言われています。

これにより、今後の展開を予定しているクリプトキティのサードパーティプロジェクトであるKittyVerseのインフラ構築の加速や消費者の引きつけと言ったことを強化していく予定ということが発表されています。

Dapper Labs自体、ゲームやエンターテインメントを通じて世界中の数十億人の消費者に分散化の価値を届けるということをコンセプトとしており、今回の資金調達をベースとして、消費者へのアプローチをかけていくという事です。

今後の展開として

今後の展開として一番にあげられるものは、まずこのキティを利用したゲーム開発のおこなえるKittyVerseの普及と言えるでしょう。

クリプトキティはリリース当初から開発者プログラムとパブリック APIを設けており、誰もがこのキティを利用できるサードパーティの開発が行えるようになっています。

このKittyVerseでは、そのサードパーティの開発に対し、最大100万米ドルを出資するとの発表も行われているため、今回の資金調達で獲得した資金は、このような点にも使用されるということが分かります。

より、ユーザーを引き付けるための魅力的なゲーム開発は大事ですからね。

しかしこの部分をうまく自社で行うものと、他人に任せるという点はうまくバランスをとっていると思います。デベロッパー登録も既に行われているため、今後はより多くのサードパーティ開発者が参入してくることでしょう。

check：KittyVerseとは？サードパーティが続々登場する可能性

ユーザーの敷居を下げる

こちらは未だ具体的な案はそこまで出ていませんが、クリプトキティは、自社の持つインサイトを利用し、ブロックチェーンへの参入障壁を下げる予定です。

これらの一環とまでは行きませんが、今後の予定としては、ドイツの美術館を利用したキティの展示会などを行う予定もあり、様々な形で潜在的なユーザーにアプローチをかけていく予定も発表されています。

様々な施策が行われるので、ぜひこの点もチェックしておきましょう。

まとめ

クリプトキティの資金調達概要と、今後の展開について紹介を行いました。

かなり大手からの資金調達や、今後の体制についてもかなり動きが出てきたと言えるのではないでしょうか。以前から言われているサードパーティ開発を支援するプラットフォームであるKittyVerseの形も見えてきたので、これからますます期待です。

また本文で紹介していませんでしたが、今回の投資を行ったメンバーの中では投資会社以外でも、芸能人などもいるため、このような部分から宣伝が行われ、知名度が高まる可能性がありますね。この点も今後の注目ポイントとなるでしょう。

これからさらにクリプトキティの発展が楽しみとなりますね。このクリプトキティについては、「クリプトキティ攻略ページ」で、遊び方を始めサードパーティの紹介なども行われることなっているので、こちらも合せてご確認ください。