Augur(オーガ)ブックメーカー徹底解説|登録方法と使い方まとめ
バグが多いので一部説明を簡略化
メインネットにローンチされたばかりでバグが多く、何が正確なものか判断しにくいため、詳細な使い方については徐々に追記していきます。ご了承ください。
オーガとは?
未来予測市場を展開するプラットフォームです。未来予測市場とは簡単に言うとギャンブルです。
例えば今日のサッカーの試合はどちらが勝つでしょう?などの答えが未来の予測となります。海外で言うブックメーカーが、同じジャンルに該当するので、そのようなイメージがあれば大丈夫です。
またこの議題(質問)はそれぞれのユーザーが作成するものとなり、オーガはその場を提供していると考えてもらうといいでしょう。
登録方法は?
オーガを使ってギャンブルを行うには、まずプラットフォームのインストールを行わないといけません。
インストール方法としては、まず「公式サイトより」GetStartを選択し先に進んでください。
先に進むとGithubに行くので、対応するOSを選択してダウンロードを行います。
インストールが完了後、ファイルを開きます。
そしてここが1つ目の紛らわしい点です。
ファイルを開くときにセキュリティを入れてる方などは、オーガのサイトを開かせないような表示が出てくるので、この場合は詳細を押して実行に移しましょう。
この時点では、まだネットワークに接続できていない状態なのでCONNECTをクリックして接続を行ってください。
接続後、規約が出てくるので下までスクロールし、同意を行います。
ここからが2つ目の紛らわしい点です。まずこの画面においては、OPEN AUGUR APPをクリックすればいいのですが、ダプマが初めてこの画面に遭遇したときは何故か全く押せない状態に…
色々試したのですが、気づいた時には何の設定も変えずに押せるようになっていたので、インストールを繰り返してみたり、一度デスクトップに保存されているオーガのアイコンから開いて見たりを試してみるといいと思います。
ここは読み込みの時間があるようです。最新版のインストールを行っていれば進捗も確認できるので、しばらく待っておきましょう。
これが押せるようになると、オーガのインストールは完全に完了です。
ホーム画面が展開するので、そこから色々なイベント(ギャンブル)に参加することができます。
このOPEN AUGUR APPが押せない問題については、redditでも同じ質問がされており、放置・時間を置くという回答となっていたので、しばらく待った方がいいかもしれません。
オーガ内の遊び方
まずはオーガを使用するにあたり、ウォレットを接続しましょう。
- METAMASK
- Ledger
- Trezor
- Edge
これらのいずれかと接続することが可能です。
オススメは一番用意しやすいメタマスクなので、まだ持っていない場合はインストールしておきましょう。
具体的な方法については、「メタマスクのインストール方法に説明を書いている」ので、わからない方はチェックしてみてください。
ウォレットとオーガを接続することで、画面左側にあるメニューが増えます。
- MARKETS
- CREATE
- PORTFOLIO
- REPORTING
- ACCOUNT
この5つのメニューの使い方をそれぞれ説明していきましょう。
MARKETS
まずはメインコンテンツであるマーケットです。ここでは自分がベットを行う対象を選ぶことができます。
左側がジャンルとなっており、ありとあらゆるジャンルのものが並んでします。自分が得意な分野があれば積極的に参加していくこともいいでしょう。
質問内容はユーザーが決めることができるため、賭ける対象が少ないということにもなりにくいので安心してください。
質問内容にクリックするとエントリーが可能になります。
オーガのシステムとしては、単純にyes/noなどの回答にベットするだけではありません。回答にトークンが発行されているイメージを持ってください。
回答を受け付けている期間中の間、ユーザー間でこのトークンの売買を行う事でも収益を上げることができるようになっています。。
注文はBUY/SELLがあるので、そこから行ってください。
回答がyes/noで終わる場合は、OUTCOMESがYesと表示されています。この場合はBuyがYesという意思表現。SellがNoという意味としてとらえるものとなります。
それに加え、最終的に当たった予想に対しても配当として報酬を得ることができます。
CREATE
マーケットに出す質問の申請を行うことができます。これには手数料が発生しますが、質問の作成者は後に説明するクリエイターフィーを受け取ることができるので、質問を作って収益を上げることも可能です。
作成方法ですが、まずマーケットに出す質問を入力し、ジャンルとタグの設定を行ってください。
設定が完了したら次へ進みます。
次は回答の種類の選択です。質問の回答方式は全部で3種類あります。
- Yes/Noの2択
- 複数からの選択式
- 数値範囲の指定
この3つです。数値の範囲の指定というのは、またサッカーの試合に例えると明日の○○対△△の試合の合計得点数は?
などのような質問を行う場合に利用できます。
次は結果のソースをどこから持ってくるのか、指定のレポーター、投票の有効期限を決定してください。
指定レポーターは自分以外に設定するとアドレスの入力が必要になるので、基本的に自分にしておいて大丈夫だと思います。
最後はクリエイター(質問者)の手数料設定と、流動性への対策をとるかどうかです。
質問者への手数料設定ということで、この質問に対して動いた金額のパーセンテージが質問者に入ります。
このパーセンテージを高くすることで、質問の作者には手数料がたくさん入るような形となりますが、その場合、回答者へのペイアウトは下がります。
ペイアウトが低いギャンブルは基本的に魅力がないと思われる傾向があるので、マーケットに出ている質問などを見て、どれくらいの設定が行われているのかを確認した方が良いでしょう。
次は流動性への対策をとるかどうか。
この点についてはまだ検証しないと分からないことが多いです。
先ほども紹介したうように、オーガの仕組み自体が、単純にYes/Noにベットするというものでなく、トークン(仮)があり、それを取引所(この場合Augur)を使ってやり取りするイメージとなります。
取引所と同じで板に注文が並んでおけば、流動性が付けやすい+どのような価格帯で取引させるか一定のラインを引くことができる。という理由でこの機能があるのではないでしょうか。
注文の点においての使用は、現時点でもかなりの数のバグが報告されているようで、正確な情報がまだ出てきていません。
これらについては、正しい情報が出次第追記させていただきます。
PORTFOLIO
ここでは自分の資産状況などを確認することができます。
また質問にはお気に入り登録ができたりなどするので、それだけの試算の動きなども把握することができます。
REPORTING
結果に対して異議がある場合に、この申し立てを使用するのが主な使い道です。これについてはREPホルダーでないと利用できないような仕組みになっています。
この点は覚えておきましょう。
ACCOUNT
ログインしていない状態では、ウォレットの接続を行うページとなりますが、ログイン後はデポジット機能や、送金機能が利用できるようになります。
主に自分の資産管理ページと思ってください。
まとめ
オーガの始め方と遊び方について紹介してきました。
一度ちゃんとした使い方を覚えないと、この仕様を理解するのは結構難しいと思ったのが正直な感想です。
ただ内容としては面白いと感じる仕組みが多かったので、今回上げたバグ問題やもう少しわかりやすい機能性になると、よりユーザーが定着しやすいと思いました。
ただこれだけバグなどが発生している中、「1日で1000ETHの取引高があったこと」もあるので、オーガに向けられているユーザーの期待感もかなりのものだということが分かります。
まだ厳密に記載できていない部分もあるので、この点については情報が入り次第、追記していきます。